2010年11月7日日曜日

各家庭にお一つづつ「財政赤字カウンター」をどうぞ

日本の国の借金額を示す、いわゆる「財政赤字カウンター」と呼ばれるものだが、ネット上にはもう随分前から掲げられてきている。

まるで留まることを知らず、年々雪だるま式に増えていく桁違いとも思える日本が抱える「借金」について、これまで国民のどれだけの人々が実際にこれを目にして、この莫大な借金額を実感としてとらえているのであろうか。

その借金額と言えば、平成22年3月現在で 約825兆円, 平成23年3月31日になれば 約862兆円 と増えていき、1日あたり約101,369,863,010円、 1時間 あたり,約4,223,744,292円、1分あたり約70,395,738円、1秒あたり約1,173,262円 となり、実に恐ろしい勢いで今もその額を増やし続けているのである。

いったいこれだけのお金はどこへ消えていってしまったのであろうか。

世界一と言われるの公務員給与へか、一時はびこった地方の箱もの建設の資金へか。

はたまた政府関係機関への無駄な補助金へと消えていってしまったのか。

いずれもしても日本の繁栄の陰で、これだけの借金ができたとしたら、果たして過去の成長は本物であったのであろうか。

繁栄と見えて実は借金を食いつぶしていっただけの虚栄の繁栄であったのではないのではないのだろうか。

でもいまさらそれを追求しても無駄である。

したところで元には戻らないのだから。

では、この莫大な借金を今後どうして払っていくのであろうか。

まさかできる限りいつまでも借金をつづけていき、破綻すればそれで仕方がないと考えているのではあるまいか。

あたかもそれが個人の過剰債務者のように。

では、個人と同じように国も自己破産してしまうのであろうか。

もしそうなったら、国民にはどんな影響が及ぶのであろうか。

実は国民がそれほど切実に考えていないと思える日本の財政赤字も、真剣に考えればここまでつき詰めて考えなければならないのである。

もうこれ以上の借金は沢山である。

この借金額をこれ以上増やさないようにして、できれば額を年々減らしていく為にも国民一人一人がこれを注視していかなければいけない。

それには「各家庭にお一つづつの」財政赤字カウンターが必要なのではないだろうか。

インターネット
財部誠一「日本の借金カウンター」参照

[Link]インターネット「財政赤字カウンター]
http://www.kh-web.org/fin/

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