2011年10月23日日曜日

「うわっ、私の年収 、低くすぎ」というネット広告はなぜ嫌がられているのだろうか?



しかし、これほど嫌われている広告が他にあるだろうか。

ネットの情報にも不満プンプンの意見が山ほど載っている

でもそうした多くの非難や批判をかわして、いまだに堂々と掲載を続けているスポンサーの神経はいったいどういったものなんだろうか。

この広告、何がいやかといえば、その答えはひとつ "生理的に受け付けられなくて見た瞬間虫唾が走る" のである。

こんないやな広告も珍しい。

では何がそんなにいやなのか、ここでひとつ分析してみることにしよう。


なぜこの広告が"見るのもいや"なほど嫌いなのか

1、まずこのモデル女性の驚いた表情であるが、いったいどこの、誰の年収と比較したかのか
     不明 だが、自分の年収の低さに驚いていきなりこんな表情をするであろうか。

    普段からうすうす気づいていたはずで、いきなりこんなに驚くこと自体いかにも不自然だ。
    それに 驚く表情が、何かもっと別のことを対象にした時のもののように見える。

2、自分の年収の低さに驚くというが、この女性を外見から判断すると、ごく平凡なタイプで、それ
     ほど高い年収を稼げる知性とか技術を持っているとは思えない。

3、この女性の言い草は、バブル期に一般的な女性が結婚相手に求めた好条件「3K」と同じ
     発想 で、身分不相応ゆえにそこに大きなギャップを感じる

4、若者にとっては未曾有の就職難の今の時期に、どうして彼女のような平凡な女性が高給を
     取れるというのか、考え違いもはなはだしい。

5、要は、モデルの女性とキャッチコピーの間に大きなミスマッチを感じるのである。

0 件のコメント: