2012年7月31日火曜日

この建物がいい ・ 大阪 「堂島ホテル」



堂島ホテル

新大阪ホテル

 かつて大阪中島に「新大阪ホテル」(写真右)というクラシカルな概観の中にも格調と風格を備えた堂々とした建物があった。


 このホテルは米国の建築家ライト氏設計の帝国ホテル(旧館)の外観や様式をまねて建てられたものであった。


 しかしその建物も今から40年ほど前、保存か取り壊しかの賛否両論の中、結局は取り壊されてしまい、今は後進の「リーガロイヤルホテル」がホテルとしてのその伝統を引き継いでいる。


 実は私も研修で数ヶ月間このホテルで働いたことのあるのだが、今でも天井の高い建物内部の格調ある雰囲気や、まるで迷路のように入り組んだ地下スペースのことなどをよく覚えている。


 帝国ホテル(旧館)の設計を手がけたライト氏は、米国の高名な建築家であり、帝国ホテル以外にも、わが国の多くの建築物を手がけており、日本人にはよく知られている人物である。


 さて時は変わったが、今でも建築年こそ浅いとはいえ、クラシカルで風格のある建物をたまに目にすることがある。


 その一つが大阪堂島の「堂島ホテル」(写真)である。


  規模こそ「新大阪ホテル」には及ばないが、正面から見る建物の様子は、なかなか現在の建物には見られないクラシカルな威厳と風格を備えている。


 外観だけでなく一歩ロビーに踏み入れても、その雰囲気は落ち着いていてシックで格調がある。


 この堂島ホテル、場所も大阪駅から近い堂島にあり、まわりの瀟洒なオフィスビルによくマッチしているようである。


 この堂々とした外観を見れば、是非一度利用してみたくなるのは決して私だけではないだろう。

2012年7月30日月曜日

低賃金と過酷な重労働にあえぐアジアの労働者 ・書評 「ワーカーズ・労働をめぐるアジアの旅」 久遠 智彦著 現代書館


 この本はアジア各国で、主に下層階級に属する人々の仕事について、著者自身がその中で一緒に働いた体験をもとに、

低賃金と重労働に苦しむ彼らの日常の様子を包み隠さず赤裸々に書いたルポである。


 著者は新進のルポライターであるが、現地での様々な人々の中で、厳しい仕事を体を張って体験しながら、

人々と次第に交流を深めていき、温かい気持ちで彼らを見つめている。


 またこの本では、現在アジア各国が抱えている、言わば恥部とも言える様々な社会問題についても

その深刻な現状に鋭く迫り、問題点を赤裸々に描き出している。


 それらの社会問題とは、たとえば「フィリピンの武器密造」、「タイのエイズ問題」、「バングラディッシュの490万人にも及ぶ児童労働者」などである。


 下にこの本の目次を掲げているが、アジアの下層階級の人々が従事する仕事といえば、賃金の驚くほどの安さもさることながら、その労働の過酷さは筆舌に尽くしがたいほどのものなものである。


 同じアジアの同胞として、彼らに比べると仕事面では格段に恵まれていると思われる私たち日本人には、大いに考えさせられる一冊である。


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この本は

「労働」でしか知りえなかったアジアの現実を新進気鋭の日本人ジャーナリストが描く。渾身の体験ルポルタージュ」 

                である。

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目次

第1章 フィリピン(ゴミの山の中で働く者たち、銃の製造現場を歩く 、過酷なバナナ集荷労働者)

第2章 タイ・カンボジア(孤独病としてのエイズ、国境を越える性 ほか)

第3章 インドネシア(山岳での硫黄運搬・汗と生命力、 被災の特効薬 ほか)

第4章 バングラデシュ(幼き労働者たち、廃船哀史 ほか)

第5章 インド(彷徨える宗教家、聖者受難の時代 ほか)

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著者について

久遠 智彦
1972年、福島県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。広告代理店、専門紙記者を経てノンフィクションライターとして独立







2012年7月29日日曜日

街でもらったメイドカフェのチラシ ・ 「萌え!文字入りオムライス」1200円




 仕事からの帰途、よく行く立ち飲み屋への道すがら、

去年オープンしたこの街唯一のメイドカフェの前で可愛らしいメイド服姿のウエイトレスがビラ配りをしていた。


 中高年の当方ゆえに、きっと渡してはくれないだろうと、わきを見て通り過ぎようとしたのだが、

 あにはからんやそのメイドさん、微笑みながら近づいてきて「どうぞ一度お越しください」と言いながらそのチラシを渡してくれるではないか。


 メイドカフェといえば、先月読んだ「いとみち」という小説で、メイド役の「いと」という名前の主人公がすごく魅力的で、その影響もあって、少なからず関心をもっていた。


 それだけに渡されたそのチラシを興味津々で眺めてみた。すると、小説にもあったメイドカフェ名物の「文字入れオムライス」の写真が載っており、その値段が1200円と書いてあった。

 
一度行って、このケチャップ文字の入った「萌え・オムライス」とかを注文してみたいのだが・・・。

2012年7月28日土曜日

撲滅させられないのか! ・ 「地雷」という、この世の恐ろしきもの



 ある本に「地雷」についてこう書いてあった。


 「地雷の目的は人を殺すことではなく、身体に大きな損傷を与えることであり、

 そのもっとも多い例には「片足を吹き飛ばして喪失させる」ことがある」。


 これを読んで大いに驚いた。これまでは人命を奪うことが目的だとばかり思っていたからだ。


 なぜなのだろうか、その理由については下に説明してある。


 世界中には、いまなお7000万個以上の地雷埋まっていると言われており、毎日罪もない一般の人たちや子供たちが被害にあっている。


 世界各地で地雷撤去作業が進んではいるが、いまだに2億個以上の地雷があり、埋設が続いているのが現状である。

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地雷とは

地雷は、誰かが踏むかさわるかすることにより、爆発し、敵に被害を与えることものです。

地雷を埋めていることで、敵の侵入を防ぐことができ、しかも1個あたり100円から1000円くらいの安い費用ですみます。ですからこれまで世界中の紛争地帯で大量に使用されてきました。

しかし、紛争が終わり、平和になったとき、地雷が埋められていることで、復興や開発の大きな障害となった。

その上、野放しに埋められた地雷は、一般人や子供たちの命を脅かし、誰かが取り除くか、踏んで爆発するまで、何年でも何十年でもそこにあり続ける。

それゆえに地雷が「悪魔の兵器」と呼ばれるのである。

地雷が最初に使われたのはアメリカの南北戦争の時であった。

その後、第一次世界大戦、第2次世界大戦で陣地の防衛に重要な役割を果たしている。

さらにベトナム戦争のころから、磁気や音響に感応したり、2度目の刺激で爆発する仕組みになったりと高度になってきた。

その上、除去を難しくするために金属探知機に反応しないセラミックやプラスチック製のものも出現している。


地雷の目的は

地雷は人を殺すために作られたものではない。兵士を傷つけるのが目的でである。

なぜかというと、戦っているとき、死んだ兵士はそのまま置き去りにされるが、傷ついた兵士を見殺しにすることはできない。

そのために少なくとも一人か二人の兵士が介助することで、その分戦力をそがれることになる。

また手足が吹き飛ばされたり、血が噴き出したりすることで、他の兵士の戦意を喪失させることにもなる。

それに傷ついた兵士の治療には多大な費用がかかり、そのことで敵に経済的負担をかけることにもなる。

ただ被害者が子供の場合はそうはいかない。からだの小さな子供たちは命を落とすことになってしまうのである。



インターネット「地雷」参照

2012年7月27日金曜日

2012年夏、偶然にもイチローと松井秀喜の明暗がハッキリ分かれた!



  成績不振の中でも憧れのヤンキース移籍という栄光をつかんだイチローに対して、


  開幕後も長い間移籍先が見つからず、やっとのことで再びメジャーの座をつかんだ松井であったが、


 不幸にも僅か40日あまりであっさりとレイズから戦力外通知を受けてしまった。


  突然二人の身の上に訪れた明と暗、好対照の運命だが、


 日本人大リーガとしては出色の活躍を続けてきた二人だけに、今後どうなっていくのか、その命運が大いに気にかかる。

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イチロー朗報の蔭で、松井には非情な戦力外通知が 

 レイズは25日(日本時間26日未明)、打撃不振の松井秀喜外野手(38)に戦力外通告をしたことを発表した。

 シーズン途中加入の松井は出場34試合で打率1割4分7厘、2本塁打、7打点と不振だった。

 ここ最近は18打席連続無安打で、うち11度が得点圏に走者を置いた場面。好機でことごとく凡退し、持ち前の勝負強さを発揮できなかった。

日刊スポーツ[2012年7月26日

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イチロー、ヤンキースへ移籍 背番号31

 大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(38)=本名、鈴木一朗=が23日(日本時間24日)、2投手との交換トレードでヤンキースに移籍した。

 背番号は「31」。早速、ヤンキースのユニホーム姿で、古巣となったシアトルでのマリナーズ戦に8番右翼で先発出場。第1打席に中前安打を放ち、盗塁も決めた。

 打席に入る前、スタンドから大きな拍手が送られると、ヘルメットを取って深々とお辞儀をした。

 試合前の記者会見では、マリナーズを去る思いを語った。若手中心の布陣の中で「来年以降、僕がいるべきではない。

 僕自身も環境を変えて刺激を求めたい」と語り、自らが望んだ移籍であることを説明した。

 イチローは2001年、プロ野球のオリックスからポスティング制度を利用して大リーグに挑戦し、マリナーズ一筋でプレー。

 01年に首位打者とアメリカン・リーグの最優秀選手賞(MVP)を獲得し、04年には262安打で大リーグのシーズン最多安打記録を更新するなど、攻守の中心選手として活躍してきた。

 しかし、大リーグ12年目の今季は、22日時点で打率2割6分1厘と低迷。5年契約の最終年でもあり、去就が注目されていた。


朝日新聞 2012/7/25

2012年7月26日木曜日

いったいこの人はどうなってしまったのだろう!? ・ 異常行動が続く鳩山元首相



決して正常だとは思えない、このところの鳩山元首相 一連の行動


 民主党・鳩山由紀夫元首相の暴走が止まらない。


  今年になってからだけでも、すでに数え切れないぐらい不可解な行動をとってきており、その度に人々の眉をひそめさせている。


 20日には、首相官邸前で行われた大飯原発再稼働に反対するデモに自ら参加し、その足で今度は官邸に乗り込んだ。


 首相経験者としては、まったくの常識を超えた異常な行動


 また最近、9月の民主党代表選に野田佳彦首相の対抗馬擁立することを示唆し、側近議員「現状が分からなくなっている」とため息をつく始末。


 まったくクレージーとしか言いようがない、まさに制御不能なキチガイ沙汰である。


 「誰かこの人をなんとかしてほしい」と思うのは決して私だけじゃないだろう。

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 20日の鳩山氏はハンドマイクを握ってあいさつした後、いきなり「皆さんの思いを伝えてきます」と宣言して、官邸の門をくぐっていった。

 しかし、肝心の野田首相は九州視察のため不在。藤村修官房長官と15分間面会し、「再稼働反対の声を首相に聞いてもらいたい」と訴えた。

 関係者によると、藤村氏は苦い表情だったという。民主党の城島光力国対委員長は「首相経験者が出るのはいかがか」と苦言を呈し、鳩山氏に近い議員は「あの目立ちたがり屋ぶりは止められない」と嘆いた。

 脱原発議員も「開いた口がふさがらない。『史上最低の首相』の座を争う鳩山氏や菅直人前首相が表に出てくると、脱原発の行動が異常に映ってしまう。おとなしくしていてほしい」と話した。

 首相経験者でありながら、鳩山氏は政局的な動きを続けている。

 鳩山氏は先月26日、消費税増税法案の衆院採決で反対したものの民主党内にとどまった。しかし、反増税の勉強会を開き、除名された小沢一郎氏との連携を視野に入れつつ、野田首相や党執行部を揺さぶっている。

 先日もインターネット番組で、9月の民主党代表選に、野田首相の対抗馬擁立を示唆したうえ、「党に残るのか、外で行動して野党的な立場から政権に正しい方向を求めるのか、決断しなければいけない時が来る」と離党までほのめかした。

 ただ、周辺議員は「小沢系が離党したので代表選での勝利は困難。現状認識もできなくなってしまった」と頭を抱えた。

 かつて、鳩山氏は「首相として仕事をした後、影響力を残すことは控えた方がいい」として、首相辞任後の政界引退まで明言していたが、とても同一人物とは思えない。

 鳩山氏の選挙区である北海道9区では、次期衆院選に自民党から五輪メダリストの堀井学氏が出馬予定だけに「選挙が厳しいから、追い詰められておかしな行動に出ている」(民主党関係者)との評もある。

 政治評論家の小林吉弥氏は「自分の成すべき仕事をした元首相は第一線から潔く退くが、志半ばで退陣に追い込まれた元首相は成仏していないのか、必死に影響力を残そうとする傾向がある。

 最近は1年ごとに首相が交代している。原因はさまざまあるだろうが、今後も成仏しない元首相が増える可能性は十分ある」と話している。

ZAKZAK」の記事より

2012年7月25日水曜日

この美女を見よ! ・ 米ヤフーのCEOにGoogleの顔「マリッサ・メイヤー」が就任

米ヤフーの新しい顔、CEOにグーグル出身のメイヤー氏 

 創立期からGoogleのテクノロジー部門の幹部として活躍してきたマリッサ・メイヤー

CEOの新Yahooへの就任を受諾したとNew York Timesが報じた。

 Yahooがこの重大なニュースをプレスカンファレンスやプレスリリースではなく

New YorkTimesのスクープという形で公表したことは興味深い。

 前CEOのScott Thompsonが〔学歴詐称スキャンダルという〕理想的とはいえない状況のもとで離職したことでもあり、YahooとしはPR戦術によほど気を配ったのだろう。

 Yahooにとってマリッサ・メイヤーの獲得に成功した意義はきわめて大きい。

 メイヤーはスタンフォードでシンボリック・システムで学士、コンピュータ科学で修士を取得した後(学歴詐称の誰かとは大違い)、1999年に20人目の社員としてGoogleに入社した。

 女性エンジニアとしては第1号だった。それ以来、メイヤーはGoogleで対外的にもっとも良く知られた幹部として自社のカンファレンスばかりでなくテレビのモーニングショーからCharlie Roseショーのような権威ある番組に出演してきた。

 またわれわれのTechCrunch Disruptの審査員をたびたび務めている。

 メイヤーのYahoo CEO就任はまったくの不意打ちだった。

 シリコンバレーでもこんな人事を予想できた人間はいないだろう。しかしよく考えてみるといろいろ納得できるふしが多い。

 最近Googleにおけるメイヤーの役割は縮小ぎみだった。1年半前の組織改編でメイヤーは検索プロダクト担当副社長からロケーション及びローカルサービス担当副社長というやや目立たない地位に配置変えになっていた。

 情報筋によれば、同時にメイヤーはGoogleの最高経営幹部のサークルから一歩退いたかたちになっていたという。

 このような状況であったなら、新天地開拓の誘いに心を動かされたのもなるほどと思える。

 Yahooは最近の迷走でいささか輝きを失ったとはいえ、依然テクノロジー界を代表する大手上場企業だ。メイヤーをCEOに迎えたYahooの今後に大いに期待したい。

 〔日本版〕ニューヨークタイムズの長文記事によると、メイヤーがYahooからアプローチされたのは去る6月だったという。

 NYTはメイヤーが最古参社員でありGoogleの顔を長く務めてきたにもかかわらず副社長のままで、上級副社長や取締役のポストに就けないでいることに不満を抱いていたのではないかと推測している。

 ちなみに英語での発音は「マイヤー」だが、日本語のWikipediaを始めとする一般的な表記に従った。〕

 Tech Crunch Japanより

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米Yahoo!のマリッサ・メイヤー新CEOの年俸は約600万ドル 
 
 米Yahoo!の新社長兼CEO、マリッサ・メイヤー氏の基本給は年間100万ドル、ボーナスは最高で400万ドルで、ストックオプションなどとして5年間で5600万ドル相当の株式が与えられる。

 同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した716日付のオファーレターから明らかになった。
 
 ボーナスは、経済目標を達成すれば年に200万ドル、目標を超えれば400万ドル。今年は2600万ドル相当の株式が、向こう5年間で3000万ドルの株式が与えられる。
 
 2009年に同社CEOに就任したキャロル・バーツ氏に同社が提示した条件は基本給が年間100万ドル、ボーナスが1900万ドル、ストックオプションが500万株だった。
 
 メイヤー氏は13年務めた米Googleを離れ、17日付でYahoo!の社長兼CEO就任した。
 
 同氏のCEO就任当日に発表されたYahoo!2四半期(46月期)決算は、売上高は前年同期比0.9%減の121800万ドル、純利益は4.4%減の22600万ドル(1株当たり18セント)だった。

 [佐藤由紀子,ITmedia]

2012年7月24日火曜日

「緊急雇用創出事業」とは何か?

  ハローワークのパソコン端末で仕事検索をすると
  
 求人一覧の中でときどき「緊急雇用創出事業」と銘打った仕事名を目にすることがある。


 これらの仕事の雇用主はすべてが公の機関であり、民間の事業所ではない。


 つまり仕事先は官庁とか学校とかの公の機関なのである。


 一例としてあげれば、最近見たものの中に「高等学校でのIT指導補助員」というのがあり、時給は千円を少し超えていた。


 いったいこの「緊急雇用創出事業」というのは、どういった背景のもとに、どんな目的をもって作られたのであろうか。その事情について探ってみた。

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緊急雇用創出事業 
 基本的には都道府県庁、市役所、町村役場(「緊急雇用創出推進事業」実施後は国も加わる)での事務補助と民間企業への委託に二分されるが、まれに特殊資格取得者や同業就職経験者、卒業後3年以内の就職未経験者など、一定の条件が付いた仕事が募集されることもある。

重点分野雇用創造事業 
基本的には民間企業で、特殊資格を取りながら就職を目指す職種もある。

雇用期間 
両事業とも期限はあるが、運用の仕方が異なる。

緊急雇用創出事業 
事業開始当初は都道府県や市町村でまちまちだったが、「緊急雇用創出推進事業」実施直後は一律半年未満で、1回これで就業するとその後に出る当事業の仕事には応募できないことになっていた。ただ、その後雇用期間は原則半年以内、複数回の就業が可能になり、合計1年以内まで緩和された。

重点分野雇用創造事業
1年以内。但し、対象となる特殊資格が取れたら引き続き企業・施設の社員・職員として雇用され、取れなかったら即解雇になる仕事もある。

応募資格

緊急雇用創出事業 
仕事の内容によって異なるが、2009前半頃までは「失業から3年未満」を条件としていた求人が多く、3年以上の長期失業者からの批判が少なくなかったという。そのため、後に「現在失業中」に緩和され、長期失業者も応募できるようになった。但し、先述・特殊資格取得者や同業就職経験者、卒業後3年以内の就職未経験者など、一定の条件がつく場合あり。

重点分野雇用創造事業 
現在失業中の者。但し、対象となる特殊資格を取ってそのまま雇用される意志がある者が対象になる仕事もある.

問題点 
両事業とも原則的には期間限定事業であり、終了時点でも雇用改善が見込まれないと、再び大量の失業者が出てしまうこと。

ウィキペディアより

2012年7月23日月曜日

いつ見ても見事な出来栄え ・ お菓子の姫路城「白鷺の夢」

お菓子の姫路城「白鷺の夢」

 JR姫路駅からさほど遠くない本町商店街の出口近くに、「イーグレひめじ」という文化施設が集まったビルがある。


 その建物の1階に展示されているのが今回ご紹介するお菓子の姫路城「白鷺の夢」である。


 写真で見るだけでは分からないが、実はこれ全部がすべてお菓子でできているのである。


 この「白鷺の夢」は第25回全国菓子大博覧会・兵庫"姫路菓子博2008"にて大好評を博した工芸菓子であり、

 その後市民の強い要望もあり、イーグレひめじ(姫路市本町68番地290)の1階アトリウムに展示されているのである。


 このお菓子で作られた「姫路城 白鷺の夢」は、実物の50分の1に再現されたもので、その精巧なできばえは見る人を圧倒する。


 特に大名行列の精緻なできばえは実に見事であり、一人一人がすべて異なった姿と表情で生き生きと表現されている。


 お城と大名行列は洋菓子で、庭園の松や草花と白鷺は和菓子で作られている。使われた材料は、グラニュー糖・マジパン・寒梅粉などで、総重量は1.6トンという驚くべき量である。


 姫路にお越しの節は、是非とも兵庫の和洋菓子職人の技と完成の素晴らしさをごゆっくりとご覧いただきたい。

2012年7月22日日曜日

「速読」についての疑問 ・ その方法と効果とは?


 6月14日のこのブログで「速読と150キロの速球との関係」について書いたが、速読トレーニングの効果に対する疑問は依然として残っている。


 最近では速読について教える学校があったり、また巷にはこれについて誠しやかに語る人もいるようだが、

どうもその方法や効果についてはにわかに信じがたいものがある。


 言い換えればその方法や効果について少なからずの「疑わしさ」を感じるのである。


 そもそも速読の目的とはいったい何なのだろうか。


 できるだけ多くの本を読むため「1冊あたりの所要時間を速める」ことなのであろうか。


 でも、そうした読み方が不向きなジャンルもあり、すべての本に通じることではないのではあるまいか。


 そして、もしそうした方法が可能だとしても、それを達成するためには読書で大切な他の要素が犠牲になるのではあるまいか。


 つまり、・内容をよく味わいながら読む ・たえず自己の価値観と照合しながら読む ・立ち止まって考えながら読む、などの要素である。


 こう考えると、速読の真実とは何であろうかを知ることが、マスターする為の近道だと思える。


 まずは、怪しいウソ情報には騙されないで、しっかりと内容を確認することが必要である。


 余談だが、ある本の中で清水ミチコが語っていた「速読の訓練したらバッティングセンターで150キロの玉でも球筋が見えて打てるようになる」というのは本当だろうか?


 これだけは一度試してみたい気もするのだが。


 では、速読について巷に出回っている情報について、その一つ一つの情報を検証してみることにしよう。

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●速読教室に行けばマスターできる。

これはウソの情報である。速読教室では、先生から直接指導を受けることができる。

しかし、現在の速読教室の中にはフランチャイズ化した運営システムがあり、必ずしも速読できる先生が教えている訳でないのが現状なのだ。

お金さえ払えば、誰でも速読教室が運営できるのです。

本当に速読できる教室なのか見極める必要があります。

●速読は記憶力を強化する

これは本当である、速読では、右脳を活発に活用するが、一般的にはあまり使われていない右脳を強化できるので記憶力は上がる。

記憶力だけでなく、思考力や観察力も上がる場合がある。

●速読は飛ばし読みで理解している。

ウソ情報である。速読では、全ての文字に目を通して読んでいく。

一般的な飛ばし読み、斜め読みとは違う。

普通の人より理解するスピードが速いのと、視野が大きくなっているので可能になる。

●速読自体が不可能な技である。

ウソ情報。速読を練習したけど出来なかったなどと噂される事がある。

しかし、速読の方法が間違っていたり、いい加減な速読教室に通ってしまったある意味で被害者の情報である。

まずは本当の速読練習を知って、練習しなければマスターできまない。

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速読について「2ch」はこう言っている

単に早く読むだけ

重要そうな単語拾ってるだけで内容は全く頭に入ってないよ

勝間がテレビで速読したらしいけど
どうなった?
しわが増えた


完璧主義の俺には会得できなかった
半端じゃない速度だったし内容も完璧だった
雑念だらけで意識を集中できない人は会得が無理っぽい

勝間がやってたけどあれはうそだろ

速読の本いっぱいでてるけどまずそれを読むのに時間がかかるからやだ


作家とか思想家とか学者とかで一流の人で私速読できますなんてやつは一人もいない

速読で物語読んでも面白くはなさそう

片瀬那奈は特別な訓練をしなくても速読が勝手に身に付いて分厚い本でもすぐに読み
終えるので周囲からは斜め読みや飛ばし読みをしていると誤解されていたって言ってた

本人は「ちゃんと全部読んでいる」と言っている

おれは斜め読み=速読だと思ってたんだけどちがうのか
小説は100ページ15分弱で読めるようになったな
だいたい全部よんでるし楽しくも読めてる

もともと人間には視界に入るものを一瞬で理解する能力がある
たとえば風景を眺めるときなど映像情報の方が文字情報より遥かに大量のはずだ

それがどういう訳か幼少期の音読訓練等を通じて音読速度に限定されていくことになる
普通の人は一目で読める文字はせいぜい4〜5文字
これを6文字にし7文字にし10文字20文字と増やすと最終的に1頁や見開きに至る訳だが
そこまではなかなか難しいのでとりあえず一目一行を目標とする
その状態で横に視線を滑らすように読んでいくのがだいたい10倍速だと言われている

ちょうど訓練始めたばかりの俺が来たよ
視野が広がってスポーツにも効果があるとか
トレーニングで目が釣りそうになるw
音読は速読にとっては弊害でしか無いみたいだね
全部読んでるの定義がわからん
まさか小説の一字一句覚えてるわけでもないだろうし

訓練もなんもなしに読むのが速い人間ってのはいる
俺とか

つまり幼少期にまじめに勉強しなかったやつが速読力を残してるという訳か




2012年7月21日土曜日

橋下市長も、原監督も ! ・ 超有名人2人が過去の女性問題で泣いている


今をときめくビックなお二人、週刊誌が相次いで女性問題を暴露

 橋下大阪市長とプロ野球巨人軍の原監督と言えば今をときめく超有名人である。

 その二人が時を同じようにして週刊誌(週刊文春・週刊新潮)に過去の女性問題を摘発されて、いま大きな痛手を受けている。


 いまや"飛ぶ取り落とす"ほどの勢いで快進撃を続けるお二人だけに、これはいかにも大きな痛手であろう。


 まさに「好事魔多し」を地でいくような出来事ではあるが、当人にとっては一世一代、痛恨の一撃であるに違いない。

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橋下市長、女性問題報道で陳謝 「選挙で審判受ける」
 
 大阪市の橋下徹市長は19日、週刊誌で大阪府知事就任前の女性問題を報じられたことについて、報道陣に「市民の信頼を大きく失墜することは間違いない。

 職員は非常にやりにくくなると思う」などと述べ、報道内容を大筋で認めた。市長を辞任する可能性については「それはない。選挙で審判を受ける」とした。
 
 橋下氏はまた、18日に市幹部に宛てた一斉メールでも、女性問題について謝罪した。

 市現業職員の労働組合が民営化に反対するビラを配布したことを「完全な信用失墜行為。懲戒処分の対象になる」と批判していたことを踏まえ、メールでは「信用失墜行為だ!と言っていたにもかかわらず、この点は申し訳ありません」と陳謝した。

朝日新聞2012/7/20

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原監督女性問題で1億円支払う
読売巨人軍の原辰徳監督が元暴力団員らに女性問題で脅されて1億円を支払っていたスキャンダルで、加害者側と原監督の間を横浜DeNAベイスターズの中畑清監督が仲介していたことが、週刊文春の取材で明らかになりました。


原監督への恐喝事件が起きたのは2006年のこと。「自分は熱海で旅館を経営しており、現役プロ野球選手の父親」と名乗る元暴力団員Kと暴力団員Hが、原監督の女性問題が書かれた「日記」をもとに恐喝し、原監督は問題の表面化を避けるため1億円を支払った。

この元暴力団員Kは、もともと巨人OBの「8時半の男」宮田征典氏(故人)と親しく、また息子(現在プロ野球選手)が中畑監督と同じ駒沢大学野球部OBということもあり、中畑監督と親しくなったという。

今回、元暴力団員Kと中畑監督の関係について、暴力団員Hの兄貴分にあたり、09年に読売巨人軍の社員に対する威力業務妨害容疑で逮捕、起訴され有罪判決を受けた元暴力団組長・山本正志(仮名)が次のように証言した。

「中畑はKのことを"おやっさん"と慕っていたから、Kが恐喝の仲介を頼んだんや。そしたら中畑は『野球選手は二千万円か三千万円しか持ってませんよ』と言いながら、原の携帯番号を教えてくれたそうや」

また、元暴力団員Kを知る別の関係者も、Kが中畑監督に原監督が女性問題を抱えていることを告げると、中畑監督は「おやっさん、今度だけはタツを助けて下さい」と答え、原監督に「Kさんという人が助けてくれるから、その人の言う通りにしたらどうか」と伝えたと語った。
さらに暴力団員Hの知人も中畑監督の仲介を裏付ける証言をしている。

<週刊文春>

2012年7月20日金曜日

年金の支給開始年齢が次第に遅くなる ・ 日本より遅い国も多い、世界年金事情


65歳になっても年金はもらえない?

 今わが国では、年金支給開始年齢についていろいろと取りざたされている。


 現在は65歳開始だが、それがどうやら遅くなる方向へ進んでいくのではないかと懸念されているのでありる。


 この年金支給開始年だが、考えてみるとこれは平均寿命と大いに関係あることのように思われる。


 つまり以下のような三段論法が成り立つのではないだろうか。

・平均寿命が長いということは人々は健康であるということである。
・健康であるということは働けるということである。
・高齢でも働いて収入を得ることができるので、年金支給開始が次第に遅くなる。

 こういうふうに考えると、今日本より支給開始が遅い国は日本より高齢者が元気で、仕事を持っている人が多いのであろうか。


 上の表を見ればそうした国はアメリカを始め13カ国もある。


 と言うことは、わが国の高齢者も65歳から年金を貰って”老後を悠々自適”とはいかず、元気な限りもっと働かなければならないのではなかろうか。

というふうに考えたのだが、こうした論法による考え方は間違っているだろうか?


 わが国は今、世界に類を見ないほどの少子高齢化社会の真っ只中にあり、年金支給対象者は増加の一途をたどっている。


 こうした中で、年金支給開始年齢の策定は今後ますます避けては通れない重大問題になっていくに違いない。