2012年7月27日金曜日

2012年夏、偶然にもイチローと松井秀喜の明暗がハッキリ分かれた!



  成績不振の中でも憧れのヤンキース移籍という栄光をつかんだイチローに対して、


  開幕後も長い間移籍先が見つからず、やっとのことで再びメジャーの座をつかんだ松井であったが、


 不幸にも僅か40日あまりであっさりとレイズから戦力外通知を受けてしまった。


  突然二人の身の上に訪れた明と暗、好対照の運命だが、


 日本人大リーガとしては出色の活躍を続けてきた二人だけに、今後どうなっていくのか、その命運が大いに気にかかる。

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イチロー朗報の蔭で、松井には非情な戦力外通知が 

 レイズは25日(日本時間26日未明)、打撃不振の松井秀喜外野手(38)に戦力外通告をしたことを発表した。

 シーズン途中加入の松井は出場34試合で打率1割4分7厘、2本塁打、7打点と不振だった。

 ここ最近は18打席連続無安打で、うち11度が得点圏に走者を置いた場面。好機でことごとく凡退し、持ち前の勝負強さを発揮できなかった。

日刊スポーツ[2012年7月26日

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イチロー、ヤンキースへ移籍 背番号31

 大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(38)=本名、鈴木一朗=が23日(日本時間24日)、2投手との交換トレードでヤンキースに移籍した。

 背番号は「31」。早速、ヤンキースのユニホーム姿で、古巣となったシアトルでのマリナーズ戦に8番右翼で先発出場。第1打席に中前安打を放ち、盗塁も決めた。

 打席に入る前、スタンドから大きな拍手が送られると、ヘルメットを取って深々とお辞儀をした。

 試合前の記者会見では、マリナーズを去る思いを語った。若手中心の布陣の中で「来年以降、僕がいるべきではない。

 僕自身も環境を変えて刺激を求めたい」と語り、自らが望んだ移籍であることを説明した。

 イチローは2001年、プロ野球のオリックスからポスティング制度を利用して大リーグに挑戦し、マリナーズ一筋でプレー。

 01年に首位打者とアメリカン・リーグの最優秀選手賞(MVP)を獲得し、04年には262安打で大リーグのシーズン最多安打記録を更新するなど、攻守の中心選手として活躍してきた。

 しかし、大リーグ12年目の今季は、22日時点で打率2割6分1厘と低迷。5年契約の最終年でもあり、去就が注目されていた。


朝日新聞 2012/7/25

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