2012年10月17日水曜日

ブラックジョークをお一つどうぞ (その6)


・子供のほうが一枚上手

動物園に5歳の息子を連れて行った父親。

父親は,ライオンの檻の前で,息子に,

ライオンがいかに凶暴で残酷な動物であるかを力説した。

男の子は,それを真剣な顔で聞いていた。


「ねぇ。パパ・・・」男の子は,心配そうにパパを見上げながら言った。

「もし,ライオンがおりをぬけだして,パパを食べちゃったら・・・」


「ん?なんだい」パパはニッコリして聞いた。


「ぼく,どのバスで帰ればいいの?」




・地雷よけに使うとはひどい!

港湾戦争の数年前のことである。

アラブのクウェートにおける男女差別について取材したアメリカ人の女性記者がいた。

当時のクウェートでは(アラブ世界では一般的であることだが),

妻は夫の3mほど後ろを歩くのが当たり前だった。



それから何年も経って,またクウェートにやってきた女性記者が気づいたことは,

今度は夫が妻の何mか後ろを歩いていることであった。

彼女は,クウェートの女性の地位の向上ぶりに大いに驚くと共に感動したのである。

さっそく記事にしようと思った彼女は,通りを歩いていた一人の女性に取材を申し込んだ。

「何年か前は妻は夫の後ろを歩いていたはずですが,今は夫が妻の後ろを歩いていますね。

とてもすばらしいことですね。こうなった理由は,やはり女性の地位の向上なのでしょうか?」


クウェート人女性は答えた。「地雷よ」




・欠陥製品だったのか?

エデンの園でアダムが言った。

「神様、聞いてください。ここは美しい楽園です。でも、私は孤独で

 しょうがなく、リンゴを食べてしまいそうです」

「分かった」神は答えた。「では、私はお前のために、女を作ろう」

「女って何ですか?」アダムは尋ねた。

「彼女は、穏やかで優しく受容的な性格の生き物だ。

 お前の言いつけを守り、決して逆らわず、勤勉で、倹約家でもある。

 しかも、彼女は魅力的で、美しい。

 洗濯をしたり、料理をすることが出来る。それに

 ベッドの中で、彼女はとても素敵なことをしてくれるだろう」

「なんだか面白そうだな」とアダムは言った。

「よしよし、では女の創造にとりかかるとしよう。

 そのためにはお前の肋骨を12本、それに心臓と胆のう、それと

 片方の目を材料として取り出さねばならぬ」

「えっ、それは困るなぁ。なんとか肋骨一本くらいに節約

 できませんか?」

「う~む、少し難しいがやってみよう。

 そのかわり、出来の方は保証しかねるぞ」

こうして女ができた。



・とんだアンケート調査

勤めていた会社は倒産し,妻子には逃げられ,

挙げ句の果てに身体を壊して死の床についている男がいた。

「誰か・・誰か助けてくれ──」


彼の祈りが天に通じたのだろうか。気がつくと,清らかな天使が男を見下ろしていた。


「こんにちは」天使はやさしく微笑んだ。「あなたの望みを三つ言ってください」

「これが夢でないのでしたら・・・私の望みは」男は言った。

「健康と財産と,何より家族の愛情です」

そして男は両手を合わせ、感動にふるえる声で言った。

「ああ,天使様。ありがとうございます。何と感謝してよいものやら・・・」


「いえいえ。どういたしまして」天使はにこやかに答えた。

「こちらこそ,アンケートにご協力いただき,どうもありがとうございました」




・行き先が違いますよ

とあるブロンドが、ジャマイカ行きの飛行機に乗った。

しかし、しばらくすると彼女はスチュワーデスに注意された。

というのは、彼女はファーストクラスのチケットが無いにも関わらず、

ふんぞり帰ってその席に座っていたからだ。

押し問答の末、副機長までかけつけて説得したが、彼女は頑として

席を譲らない。このままでは離陸の時間が遅れてしまう。

とそのとき、機長がやってくると、彼女に何か耳打ちをした。

すると、彼女はあっさりと後方のエコノミーへと移っていった。

驚いたスチュワーデスと副機長は、どんな事を言ったのかと訊ねた。

すると機長は「なーに、簡単なことだよ」と答えた。


「この飛行機の前半分はバンコク行きですって言ったのさ」



以上 「カオスちゃんねる」より

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