2012年11月29日木曜日

いったい日本の商社は何をしているのか! ・ アメリカの9倍という世界一高いLNGを買わされている日本



わが国のLNGなどの資源輸入に最も深く関わってきているのは日本の総合商社である。これまでにこうしたものの取引でどれだけ莫大な利益を上げてきているのだろうか。


ところが今回の国難ともいうべき原発の休止で急遽確保が必要になったLNGであるが、こんなときに活躍するのが商社の役目のはずだ。


ところがいま日本はカタールから世界一高い価格でこのLNGを買わされており、その金額たるや、実にアメリカの9倍もの値段を払っているという。


ヨーロッパ諸国と比べても1.5倍も高いという。

これが貿易立国を標榜している国のすることだろうか。いったい日本の商社は何をしているのだろうか。こんなに高いLNGを掴まされて恥ずかしくないのだろうか。

まさかカタールなどに加担しているのでもないだろう。


日本商社のカタール駐在員 しっかりしろよ!



以下は過去に放送された「NHKBIZ Plus」 より


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LNG“高値づかみ”なぜ? なぜカタールなんかに丸め込まれるのだ!


近田

「きょうのプラス。

カタールのエネルギー工業相の話を聞くと、価格の引き下げ、そう簡単にはいかなそう。

そもそも日本はどれ位の国から輸入している?」


飯田

「世界で今、LNGを輸出している国は18か国。

去年(2011年)、日本が輸入したのはマレーシアやカタールなど

17か国。

リビアを除き、”売ってくれる国”すべてからLNGを買って、かき集めました。



問題は価格。

日本のLNG輸入価格はいま1単位18ドル。」



近田

「アメリカでの価格と比べるとずいぶん高い!」


飯田

「震災以降、日本の電力会社がLNGの調達を一気に増やしたため、日本の足元を見て、つり上げられている面もありますが、根本的な問題は『原油価格連動』。

日本がLNGの輸入を始めた40年ほど前は、発電量の多くが石油を燃料としていただけに合理性がありましたが、枝野大臣は今日こう述べました。

『原油価格連動の合理性は薄れている』。

さらに『今後、合理性は失われる』とも言っていますが、ポイントとなるのがアメリカ本土で開発が進む、『シェールガス』。


地下深くから出る天然ガス。

アメリカでは天然ガスの需給で価格が決まるので、大量の供給で安くなっています。

シェールガスを輸入するための準備を進めている大手商社で聞きました。」



住友商事でLNGなどの取り引きを統括する、高井さんです。

アメリカから輸入することがカタールなど他の生産国に対して、価格を下げさせる切り札になると言います。



住友商事 高井裕之エネルギー本部長

「加工賃とか運賃、保険料など入れても、(アメリカから)日本に持ってくると10ドルくらい。

今の既存の長期契約ベースは、16ドル以上で買ってる訳で、米国からそういう安いものが本当に入ってくれば、当然これは既存のサプライヤー(供給国)に対して、バーゲニングパワー(交渉力)になるのは間違いない。

交渉するときに、あんまり値段が高いと、『我々はアメリカからどんどん買いますよ』と言えるのと言えないのとでは、だいぶ違うと思う。」

近田

「アメリカから輸入できるか、決まったわけでは無いですよね?」


飯田

「輸出基地の整備やアメリカ政府の認可が必要で、4、5年先になる見通しです。

それでもLNG価格が上昇すると私たちの電気料金にも影響します。

LNGの”安定確保”はもちろん必要ですが、”世界でもっとも高値でつかまされている”と言われている現状を変えるための取り組みがいっそう重要になっています。」

2012年11月28日水曜日

これは驚き! なんと世界31カ国にも広がっているヤクルトレディ



このブログには週刊アクセスベスト10という人気記事紹介欄があるが、このところ2週間ぐらいそのランキング第2位にあるのが今年4月16日に書いた『「ヤクルトレディ」というお仕事  ・ 現場のレディたちが告白するその胸のうち』という記事である。


載せた当初はそれほど人気にならなかったのだが半年も過ぎた11月はじめに突如ランキング入りし、その後長い間上位の座を動いていない。


その記事については最後にlinkを貼っておくことにするが、今日の記事はそのヤクルトレディについての海外版である。


2日前の朝日新聞にブラジルだけでも6千人ものヤクルトレディがいるという記事が載っており、見た瞬間「本当!」と思わず声をあげそうになるほど驚いてしまった。


国内のヤクルトレディに対しても「これだけ自動販売機が普及している時代に、訪問販売でよく飲料などが売れるもんだ」と首をひねるのだが、そのヤクルトレディが、なんと世界31カ国にも進出していると聞けば、驚くのは私だけではないだろう。


下にあるのは、それについて紹介する朝日新聞の記事と、昨年5月経済誌「ダイアモンド」に載った世界のヤクルトレディ事情を紹介する記事である。


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ヤクルトレディー、海外浸透 世界31の国・地域で販売

■ブラジルでは6千人雇用


 健康ブームに乗って、日本生まれの乳酸菌飲料「ヤクルト」が世界で広がっている。

伝道師であるヤクルトレディーの人数は、海外が国内を追い抜いた。

彼女たちが一軒一軒を訪ね歩く「日本流」の販売スタイルは、安売り競争に陥らない秘策でもあった。


2012/11/26 朝日新聞

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ヤクルトは、なぜ新興国市場で強いのか

 ・国内市場が縮小する日本企業にとって海外市場、とりわけ新興国の開拓は大きな課題です。

その中、食料品という国内市場中心の業界にありながら、すでに営業利益の半分以上を海外で稼いでいる企業がヤクルト。

・ヤクルトが特に強いのは、中南米のメキシコやブラジル、それにアジア諸国といった、新興国市場。

・2011年3月期決算は、売上高3060億円(前期比+5%)、営業利益204億円(前期比+7%)。特筆すべきは海外での実績。

ヤクルトは海外の31の国と地域で「ヤクルト」の販売を行っており、1日あたり約2000万本を販売している。これは国内の販売本数の2倍になる。

結果として、海外での営業利益が130億円となり、営業利益の半分以上を海外で稼いでいる計算になります。

・食料品、飲料品は地域ごとの嗜好性が強いため、自国の商品をそのまま他国に持ち込んで販売するのは、一般的に難しいといわれています。

また、各国で販路を築くのが一朝一夕では困難で、その2点が日本の食品メーカーがなかなか海外進出できないネックになっているが、ヤクルトはうまくやっている。

・ヤクルトの海外進出は早い。1964年には台湾で営業を開始。その後1980年代初頭までにブラジル、香港、タイ、韓国、フィリピン、シンガポール、メキシコなどの各国に順次進出していきた

・販売方法も独特で、量販店経由より日本同様のヤクルトレディによる販売を重視。これは、ヤクルトの商品の効能を消費者に丁寧に伝えるためです。

海外のヤクルトレディは日本とほぼ同じ約4万人。彼女たちが、日本でもおなじみの小さな容器のヤクルトを1個1個販売しています。

・海外進出に当たり課題は以下になるが、それぞれうまく対応してきた。

①商品の現地化
②販売方法の現地化
③商品の販売と一体化した啓蒙活動

いずれにしても「新興国開拓は苦手」というのが全般的な日本企業への評価になっていますが、ヤクルトは身近で立派な成功事例として、もっと評価されていい事例でしょう。

ダイアモンド誌より(2011/5月)


Link 『「ヤクルトレディ」というお仕事 ・ 現場のレディたちが告白するその胸のうち』 http://tuneoo.blogspot.jp/2012/04/blog-post_6099.html

2012年11月26日月曜日

いまどき、作家の原稿料はどれくらいなのか ・ 400字原稿用紙一枚で千円?それとも2千円?



作家の原稿料は、かつては400字原稿用紙1枚につき幾ら、という形で決められていたことが多いと思う。


このたった400字の用紙1枚でも、超売れっ子作家になると1万円以上ということもあるらしい。


400字ぐらいだと、早ければ10分もかからないだろうから、時間給に直せばいったいどれくらいになるのだろうか。


でもこんな作家が何人もいるわけではない。たいていはその何分の1の原稿料しか得ていないだろう。


5分の1か、10分の1か、中には20分の1というと人もいるかもしれない。


でも例え20分の1としても1枚500円である。仮に1時間に3枚書けば1500円だから、普通の人の時間給ぐらいにはじゅうぶんなる。


家に居ながらやれる商売としては悪くはないだろう。


だがこれぐらいのレベルの作家になるにも決してハードルは低くないのである。


何年も苦労して書き続け、何らかの文学賞の一つぐらい受賞して、箔でもつけなければ、原稿の注文などはこないのである。


金儲けとはどの道も厳しいものである。下はネットに載っている原稿料の話である。


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印税 

言わずと知れた作家の収入源。一般的には本の定価の10%が多い。1000円の本がミリオンセラーになれば、1000円×10%×100万部=1億円。

ただミリオンセラーは一年に数冊出るか出ないか。小説なら初版5000部スタートがよくあるケース。

印税率は作家によってかなりの差がある。売れっ子作家なら、10%を超えて15%なんてこともあるし、新人作家の場合、5%ということも。 出版不況といわれる現在、刷り部数はどこの出版社でも押さえ気味、相当なヒット作が出ない限り、印税収入だけで食べていくことは難しい。

 「生活にゆとりができるのは、著書が100冊以上になってからだ」というのは、有名作家の言葉。一般的な作家Aさんの場合(単行本を年1冊出版)1500円(単行本の定価)×10%(印税率)×5000部(刷り部数)=75万円


原稿料

小説・コラム・エッセイなどの執筆で得られるもの。もちろんたくさん書けば書くほど収入は多くなる。

収入の柱。 原稿料は原稿用紙1枚、1000円~2万円ぐらいまで。作家のレベル・文章を掲載する雑誌のレベル・専門性の有無などによって、大きな開きがある。

雑誌のコラムや文芸誌の小説連載は、1枚2000円~5000円ぐらいが相場。 月に書ける原稿用紙枚数を「月産○枚」という。原稿料だけで食べていくには、月産100枚は必要。

文芸誌の小説連載などの場合、いずれ一冊の本として出版することが多い。印税収入も見込める。一般的な作家Aさんの場合(月産50枚。1枚の原稿料を3000円とする)3000円×50枚=15万円(月額)

インターネット 「作家の原稿料」より

2012年11月25日日曜日

日本の女性はなぜ靴音を立てて歩くのだろうか  ・ 女の靴音、男の靴音



朝のウォーキング時、10メートルぐらい先をすごく靴音の高い女性が歩いていた。


”カッカッカッ”っと、まだ人影が少ない歩道のあたり一帯にその音が響いている。


しかし何故これほど大きな音を立てて歩くのだろうか。いったいどんな靴を履いているのだろうか。そう思ってその女性の足元を見ると、かかとの細い中ヒールの靴だった。


でもよくこんな大きな音が出るものだ。ヒールのラバーが取れているのだろうか。


そんなことを考えながらその人を追い抜いていった。追い抜くときチラッと横を向くと、20代後半ぐらいのメガネをかけた女性だった。


以前もっと大きな音を立てて歩く人に会ったことがある。それは工事中の道路にかけられた仮の歩道橋の上だった。そのときの女性はかかとの高いハイヒールを履いていた。


その靴音は歩道橋全体に響くほどのすごいもので、まるでこの街は私のものとでもいうように、その靴音をあたり全体に反響させて歩いていた。


しかし最近大きな音を立てて歩くのは女性ばかりだ。男性の靴音など聴いたことがない。


いま男性の靴底はすべてラバーで、昔のように金属などは打ち付けていない。だが女性の靴は違うらしい。ヒールのゴムの下にはいまだに金属が打ち込まれているようだ。

ヒールは面が狭いのでラバーはよく外れる。でもすぐに修理しないでそのまま履いている。だから音が出るのだろう。


そういえば靴の修理屋の前にいるのはほとんど女性だ。それほどラバーがよく外れるのだろうか。


だけど待てよ、こんな音を立てて歩く女性は今時の外国にはあまりいないらしい。


とすればこれは日本女性の品の問題なのだろうか。つまり品が良くないのか。でもよく分からない。そうなのかどうか。


女性の皆さん、どうか靴音には気をつけて歩いてください。





2012年11月24日土曜日

この記事に異議あり! ・ 夫婦のランチ代、夫500円、妻1千円 保険会社が調査



夫婦のランチ代、夫500円、妻1千円って本当だろうか?


下の記事は朝日新聞電子版に載ったものである。

確かに最近では女性が豪華なランチを楽しんでいる光景をよく目にする。でもそうした場合、たいていは若い女性でなく、高齢者であったり、そうでなくとも中年に差し掛かった年頃の人たちである。


中には3~4人連れでビールを飲み談笑しながら食べている人たちもいる。


だがこうした人は毎日そんなランチを食べているわけではないだろう。


たまに友人たちと会ったときなどにランチ代を奮発しているだけなのではなかろうか。


私がよく目にする一般的な職場の女性は圧倒的に”弁当派”が多く、外に食べに行く人は滅多に目にしない。


では男性はどうかというと、少なく見積もっても2人に1人は外で食べている。


これが今わが国の一般的なランチ事情ではないのだろうか。


つまり外でランチ代をよく使うのは圧倒的に男性であり、決して女性ではない。


この調査は時たま外で昼食をする高齢者女性などの統計なのではないのだろうか。


女性はたまにしか外食しないからいいものを食べる。ところが男性の場合外食などいつものことで少しも珍しくもなく、したがっていつも普段どおりでとくに奮発などしないのだ。


例えば毎日外でランチをとる男性の場合、たとえ1回が500円としてもひと月20日だと1万円になる。


一方ひと月に1回だけのランチに女性が1000円を奮発したところで合計1000円でしかない。

あとはたいてい安上がりのお弁当ですましている。これが現在の一般的な日本のランチ事情であることは間違いない。


しかしこうしたおかしな調査をして発表する保険会社の人、またこんないい加減な記事を載せる新聞社の人はいったい何を考えているのだろうか。


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これって、いったいどんなふうに調べたのだろう? いつもおかしな統計を発表する保険会社だが


平日のランチ代は夫500円、妻1千円――。「いい夫婦の日(11月22日)」にちなんだ明治安田生命保険の調査でこんな結果が出た。昨年と比べても、ランチ代の「夫婦間格差」は広がった。

20~50代の既婚男女1086人からインターネットを通じて回答を得た。夫のランチ代の平均は前年より5円減って535円。0円と答える人も15%いた。一方で妻の平均は941円で、8円増えた。「1千円以上1500円未満」「1500円以上」をあわせると約6割にのぼった。

同社は「多くの家庭で妻が家計を握っており、夫にしわ寄せがきているのかも」(広報)としている。


朝日新聞電子版 2012/11/23

2012年11月22日木曜日

これからのビジネスパースンに必要な”自己ブランディング”とはなにか

自己ブランディングとはなにか

2日前のブログにも引用して載せたのだが、米紙ウォールストリートジャーナルの日本版に、これからの社会人が仕事に当たって必要とするスキルとして4つのキーワードを挙げ、それについて詳しく解説していた。


まずそれらのキーワードを挙げてみると「コミュニケーション力」「自己ブランディング」「柔軟性」「生産性の改善」というものであった。


もちろんこれら4つとも大切な要素であるに違いないがその他の3つの言葉はさておき、今回特に注目したい一つは「自己ブランディング」というキーワードである。


皆さんはこの言葉を一見しただけで何のことだかお分かりだろうか。


多分すぐにはピンとこないかもしれない。でもブランディングという言葉に注目して考えていくと、この言葉がブランドに関係あることを想像することができるに違いない。


そうなのである。これはブランドにingをつけてブランディングとしているのである。


つまりブランディングとは「ブランド化する」というような意味なのである。


普通ブランドというのは「高級ブランド」とか「ブランド製品」というふうに物につけて使うのが普通なのだが、「自己ブランディング」は人に対して使った言葉になっている。


ここまで言うともうブランディングの意味がはっきり掴めたに違いない。


そうなのだ。自己ブランディングとは自分というものに対して磨きをかけたり付加価値をつけたりして他と差別化をはかり、より高級化することを言うのである。


つまり自己のユーティリティを増して品質アップをはかることなのである。


このようにしていってこそニーズも高まるのである。もちろん相手に高く売れることはいうまでもない。


ではインターネット全盛時代における自己ブランディングとはどういったことであろうか。


これについては、「インターネット時代の自己ブランディング」として後日書くことにする。



2012年11月20日火曜日

職場で生き残るための4つのキーワード ・ 米紙ウォールストリートジャーナルが提唱する 2013年、仕事に欠かせない4つのスキル



さすがに世界ナンバーワン経済紙の言うことは違う。

これからの厳しいビジネス戦線で生き残るために働き手が心がけるべき点について、4つのキーワードをもとに実に分かりやすく解説している。

とくに2番目の「自己ブランディング」というのは目新しいキーワードであり、新鮮なだけに訴求力も大きい

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雇用主は2013年も従業員への投資に慎重な姿勢を保つだろう。それとともに労働者に対してより高いスキルと結果を示してほしいと思ってもいる。

出世したい従業員は、基本的な能力を備えているだけでは足りない。

Richard Faust

2013年に昇進する、あるいは仕事に就くために、必要なスキルは4つあると専門家は語る。


1. コミュニケーション能力

どの水準であれ、労働者が前進する上でカギとなるのはコミュニケーションだ。

 「これはまさに、自分の見方をはっきり伝える能力や、コミュニケーションを通じて関係を構築する能力を指す」と、コンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパースの米採用担当者、ホリー・ポール氏は話す。

 特に求職者は、明確に自分の言いたいことを伝えることによって働き方のスナップショットを雇用主に示すことができる。「5分話しただけで、相手の熱意を感じ取ることも、相手にとって何が重要なのかを十分理解することもできる」とポール氏は言う。

 職場の会話でオンラインの割合がますます増えるなか、例えばプレゼンテーション能力を失ったり、そもそもそうした能力を身につけられない労働者もいる。140字以上の理路整然とした文章は書けないという人がいるかもしれない。

 カリフォルニア州の人材紹介会社ロバート・ハーフ・インターナショナルRHI+1.61%の幹部、ポール・マクドナルド氏によれば、「テクノロジーはある面、われわれから書く能力を奪った。みな急いでおり、同時にいくつもの作業をこなす」ため、つづりのチェックや校正といった基本を飛ばすという。


2. 自己ブランディング

 人事担当の幹部は、就職希望者を調査する際、ブログやツイッターに加えリンクトインなどビジネス向け交流サイトをのぞいてみる。彼らがそこで目にしたものを気に入ることが重要だ。

 職場トレーニングサービスを提供するニューヨークのデール・カーネギー・トレーニングのピーター・ハンダル最高経営責任者(CEO)は、ブログや交流サイトへの書き込みは、「あなたのブランドであり、あなたが自分をどう表すかだ」と語る。「あなた自身が後悔するような内容を掲載すれば、人もそれを見るということだ」という。

 労働者は、自身のブランドが魅力的であること、そして雇用主の目によく映ることを確実にしなくてはならない。ニューヨークで企業幹部などの研修を行っているメレディス・ハバーフェルド氏は「従業員が自社の代表としてツイートしたり、ブログを書いてファンを集めたり、人を引き付ける威勢のいいブログを書いたりすることに期待する雇用主が増えている」と話す。

 同氏のあるクライアントの会社で従業員が最近、中華料理を食べたことやマリファバを吸ったことをフェイスブックFB-2.72%のページに書いていたケースがあったという。

 同氏は「わたしはフェイスブックでそれを見た。彼女の上司も見た」と述べた。


3. 柔軟性

 企業は顧客に機敏に対応しようと努めている。来年は雇用主のニーズの変化に素早く対応する能力が重要になりそうだ。

 ハンデル氏は「誰かのきょうの仕事が来年は違うかもしれない」と指摘し、「多くの企業が、従業員に居心地のいい場所を脱し新たな場所に適応する仕方をわれわれに教えて欲しいと思っている」と語った。

 フロリダ州の不動産サービス会社スタイルズの人事担当幹部、ジョージ・ボウエ氏は、新しいスキルを習得する能力が最も大事だと語る。「新たなプログラムやツールを展開することになった場合に、従業員が学ぶ姿勢を持っているかを知りたい」という。


4. 生産性の改善

 労働者は13年に、新たな生産性向上策を見つけるべきだと専門家は語る。企業に関する調査や助言サービスを提供するコーポレート・エグゼクティブ・ボードの最近の調査によれば、企業幹部は来年、従業員のパフォーマンスが現行水準から20%改善するよう期待している。

 マクドナルド氏は「仕事をしているとき、進んでプロジェクトに参加するか。所属している組織を助けるために創造的な方法を探すか」と問う。「自分を本当に差別化する方法は、先を見越すことだ」という。

 向こう数年間で人を増やすことを検討している企業は、現在の従業員に成長モードで働いてほしいと思っている。ハバーフェルド氏は「わたしの顧客企業は、何が求められ、何が必要とされているかを、言われる前に理解する能力の高い従業員を探している」と言う。

 企業が来年拡大を考えるなら、採用マネジャーでさえ一定のスキルを磨く必要がある。ニューヨークの組織心理学者、ベン・ダットナー氏は「才能を見いだし、人を採用する能力は過去数年で低下した」と述べた。「景気が持ち直すなか、企業は有能な従業員を保持するため一段の努力が必要だ。企業は脂肪を落とした。今度は筋肉をつける番だ」。

記者: Ruth Mantell

ウォールストリートジャーナル日本版 2012/11/20

2012年11月19日月曜日

いまこのシリーズ記事がおもしろい ・ msn産経ニュース[衝撃事件の核心]



11月3日にもこのブログに「生涯現役大はやり、この世界でも健在です ・ ナイスバディーの売春婦は73歳」というタイトルでこのシリーズ記事の一つを載せたが

事件をテーマにした「msn産経ニュース」このシリーズはユニークさとおもしろさで出色の記事である。

本日ご紹介する記事も最近の事件をテーマにしたそのシリーズのひとつである。

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「ナンパ」が生き甲斐だった・一人芝居で振り込め詐欺を重ねた中年男の“裏の顔”
2012.11.17 msn産経ニュース


息子や会社の上司など複数の人物を一人で演じて振り込め詐欺を行っていたのは、見た目はさえない一人の中年男だった-。

高齢女性から現金をだまし取ったとして、今月5日、詐欺容疑で警視庁捜査2課に再逮捕された東京都世田谷区赤堤、無職、黒田丞(すすむ)被告(54)=別の詐欺未遂罪で起訴。
通常、グループで役割分担する振り込め詐欺だが、電話をかける「架け子」や現金を受け取る「受け子」などをすべて一人でこなしていた。それだけ話術に自信を持っていた黒田容疑者の仮面の下には、もう一つの顔が隠されていた。(太田明広)


「作家」の名刺、イタリア製スーツ…「すぐに女性を落とせる」

 眼下に都心の絶景が広がる有名ホテルの高層階にあるダイニングバー。イタリア製の高級ブランドのスーツで着飾った男が、カウンターに一人で座り、酒を飲んでいる女性におもむろに名刺を差し出した。

 「作家 黒田丞」はこう自己紹介したが、実際には作家でもなんでもなく、無職の黒田容疑者だった。スーツのほかにネクタイやベルトもブランド品で固め、名刺には妻子と暮らす世田谷区内の自宅の住所や電話番号をそのまま載せていた。

「口がうまいから女性をすぐに口説き落とせる」

捜査2課に振り込め詐欺容疑で逮捕され、悪びれずにこう言い放った黒田容疑者。動機の一つにも「ナンパ」を挙げた。捜査関係者は「見た目はどこにでもいる50代の男。決して女性にモテる感じではない」と言って驚きを隠さない。

別の捜査幹部は「年の功がなせる技」と話し、“詐欺師”としての黒田容疑者の振る舞いに舌を巻く。被害者には現金だけでなく必ず菓子折りを持ってこさせたといい、「被害者にわびさせることで、自分に疑いの目を向けさせなくする狙いがあったのだろう」。

また、現金受け取りの場には高級ブランドのスーツではなく、大手の衣料品店で購入したカジュアルな服で出かけた。「カネを受け取ったらすぐに服を捨てるため、安物で良かったようだ」(捜査関係者)。ブランド品はあくまでナンパの道具というわけだ。

「架け子」や「受け子」といった複数の役割を一人でこなすため、電話の声にも気を配っていた。被害者が60~70代の女性であれば、必然的に30代ぐらいの息子を装うことになるため、普段より高めの声色を使っていたという。


「マニュアル」参考に独学…有名高校OBを標的に

話術に自信があったとはいえ、黒田容疑者はなぜ、一人芝居をするようになったのか。さかのぼると、振り込め詐欺グループの一員だった時期もあった。

捜査関係者によると、平成17年に経営していた衣料品の卸会社が倒産し、後学のために顔を出した栄養補助食品の講習会で、ヤミ金融業者の男と出会った。その男から渡されたのが、「振り込め塾マニュアル」と呼ばれる冊子だった。

そこには会社のカネを使い込んだり、交通事故の示談金の支払いを迫られたりしているのを装い、高齢女性をだます手口が並んでいた。黒田容疑者は間もなくノルマの厳しさに耐えかねて逃げ出したが、マニュアルを参考に独学で手口を磨き上げていったという。

そして、18年4月ごろに新たに振り込め詐欺グループを作ったが、仲間が逮捕されたために解散。19年8月ごろからは一人で何役もこなすようになった。黒田容疑者が標的にしたのは、都内の有名高校の卒業生だった。黒田容疑者は理由をこう供述している。

「有名高校に子供を入学させる親は、教育費をかなりかけているだろうから、カネに余裕があるはずだ。子供も成長して、立派な職種や企業に勤めている可能性が高い。子供の不祥事があれば、親がケツを拭いてくれると思った」

 “職場”でもあった自宅からは、名簿店で購入したという同窓会名簿16冊や携帯電話約20台が見つかった。


年収2000万円? 妻、絶句「パチンコで稼いでいると…」

黒田容疑者が一人芝居の振り込め詐欺を始めてからちょうど5年。幕切れは突然、訪れた。

今年8月30日。渋谷区の60代の女性宅に一本の電話がかかってきた。息子を名乗り、「会社の上司から496万円を借りて、今日中に返さなくてはいけない」「カネ、用意できた? 部長に渡してほしい」という内容だった。

女性は待ち合わせに指定された同区道玄坂の路上に向かった。そこに、黒田容疑者が現れ、女性から現金を受け取った瞬間、近くに身を潜めていた捜査員らに取り押さえられた。女性は電話の声を不審に思い、渋谷署に通報していた。

詐欺未遂容疑で逮捕された直後、黒田容疑者は「自分はただの受け子だ」と言い張った。ただ、自宅から名簿などが出てきて追及されると、「実は…」と一人芝居だったことを認めた。その後ものらりくらりと言い逃れをしようとしたが、捜査2課は物証を突きつけ、うそを暴いた。

5月に同様の手口で、埼玉県富士見市の女性(71)から500万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で再逮捕。これまでに17人から約4300万円をだまし取ったことが確認された。黒田容疑者は「5年間で1億円ぐらいやった」と供述しており、捜査2課が裏付けを進めている。

黒田容疑者の自宅は、小田急小田原線豪徳寺駅近くの閑静な住宅街にある借家だった。家賃は月20万円。捜査関係者は「単純計算で年間2000万円ぐらい稼ぎ、しかも所得税を払わないのだから、優雅な生活を送っていたのだろう」とうらやむ。


「夫はパチンコで稼いでいると思っていた」

事件後、捜査員から真相を知らされた妻は絶句したという。家族にも“仕事”を明かしていなかった黒田容疑者。振り込め詐欺の被害者だけでなく、妻子さえも欺いていた代償はあまりにも大きい。

2012.11.17 msn産経ニュース



2012年11月18日日曜日

独断と偏見で選んだ・演説のうまい政治家ベストスリー


 演説の上手な政治家ベストスリー

12月は選挙である。慌しい年の瀬に政治家たちはいっせいに街頭へ繰り出して演説をぶつことになる。


今度の選挙は民主と自民の大決戦であり、それに維新の会や太陽の党が加わって、これまでにない激しい攻防が繰り広げられるに違いない。


さてこの選挙だが、候補者にとってなんと言っても大切なのは演説の技術である。


そうでなくても政治家の街頭演説に人が集まらなくなっている今、なんとか大衆をひきつけて演説を聴いてもらうためには上手な演説が必要で、聴く人にとって魅力あるものでなければならない。


しかしこの演説、政治家であれば誰でもが上手かといえば、決してそうとも言えない。


中には聴くにたえないほど下手な演説をぶつ人も珍しくはない。


そんな中でこの人の演説はうまいといえる人を独断と偏見で挙げてみるとこの3人になる。

1位 橋下大阪市長 

2位 小泉元首相

3i位 野田首相


橋下氏と小泉氏については多くの人が認めると思う。

3位の野田首相は意外に思う人もいるかと思うが、例えばつい最近の解散に際しての記者会見でのスピーチを聞けばこの人の演説の上手さがよく分かるのではないだろうか。

15分間なんの資料も見ることなく、ずっと前を見て理路整然としたスピーチを展開していた。

この人は非常に声がよく、メリハリがあり、それにボキャブラリーが新鮮だ。


政治家の皆さん、どうか今度の選挙ではいい演説を聴かせてください。

2012年11月17日土曜日

近頃増えてきた女子ストリートミュージシャン ・ 別名”街頭音楽女子”とも言う?



近頃元気さで目立つのは女性ばかりだ。

このブログでもしばしば取り上げてきている「なんとか女子」と命名された元気印の女性たちだが

最近のブログにも「温泉女子」というのを取り上げたばかりだ。


そのほかにもこれまで「立ち飲み女子」「カメラ女子」「歴女」「ホルモンヌ(ホルモン女子)」などいろいろと記事に書いてきた。


ところで本日のテーマは「街頭音楽女子」と私が勝手に命名した女子ストリートミュージシャンであるが

この頃私が住んでいる地方都市でさえこうした女子の姿をしばしば見るようになって来た。    


この1ヶ月以内でも昨日を含めてもう2回目である。    


およそ街頭に立って歌を歌うなどということはずいぶん勇気のいることに違いない。    


したがってこれまでは男子ミュージシャンがほとんどであったのだが、最近ではこの分野にも元気のいい女子がドンドン進出してきているのである。    


女子でも何人かのグループだとノリもあってやりやすいだろうが、このところ目にしたのはいずれも女子1人のボーカルである。    


この前の人はギターを抱え、昨日の人はシンセサイザーのキーを叩きながらそれぞれ歌っていた。 


 2回とも20代前半の若い女性で歌唱力もまあまあというところであった。    


しかし「なんとか女子」が次々に出現してきているのに比べて「なんとか男子」と命名されたものはあの一世を風靡した「草食男子」以来めぼしいものは出ていないようである。    


要するに今の世の中、目立つのは女子ばかりなのであろうか。

2012年11月16日金曜日

維新の会 選挙資金づくりで苦肉の策 ・ 候補者から100万円を広報費として徴収


まだ政党助成金も受け取ってはおらず、その上企業や団体からの献金なども禁じている維新の会だが、今回の解散総選挙を迎えてその資金繰りには苦戦しているようだ。


しかし背に腹は変えられないだけに、候補者からの資金徴収もまた致し方ないことではないだろうか。

以下はこれに関しての毎日新聞の記事である。


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日本維新の会が、次期衆院選の公募候補の内定者に対し、公認発表までに「広報費」として100万円を党本部に振り込むよう指示していることが分かった。

既成政党は党が公認料を候補者に支払うのが一般的で、公認時に逆に徴収するのは異例という。


維新関係者によると、1次公募での内定者に対し、正式発表する17日までに100万円を振り込むよう文書で通知した。


さらに、小選挙区の候補者が比例代表に重複立候補する場合の供託金300万円も、併せて振り込むように指示した。

候補者の一人は「時間もなく、本部で(選挙準備を)仕切ることが多くなるからではないか」と解釈するが、明確な説明はなかったという。


維新は、企業・団体献金を禁じているうえ、政党交付金もまだ受け取っていないため、資金の確保に苦心している。

候補者を発掘する維新政治塾の塾生に対しても、立候補する際の経済的な負担を求めてきた。


民主、自民両党では、党の公認候補者には500万〜1000万円程度の公認料を支払うほか、少なくとも比例代表の供託金は全て党が負担するといい、自民党大阪府連は「逆に上納させる例は聞いたことがない」と話す。【杉本修作】


.毎日新聞 2012年11月16日

2012年11月15日木曜日

国立山梨大学で講義がすべて英語になる ・ これこそ今後日本の大学がとるべき道



つい最近も田中文科相の大学不認可問題が起ったように、今日本の大学はその質の点において大いに疑問が投げかけられている。


つまり高等教育にふさわしい学力をつけるだけの力のない大学が増えすぎているのである。


また、入ってくる学生にしても学力不足のものが多く、高等教育を受けるにはふさわしくない学生が多すぎるのである。


こうしたことが起きるのは、いまや大学入学希望者と入学定員がほぼ同数になるという、いわゆる大学全入時代を迎えたからなのである。


これは生徒数が減少したことにも原因があるが、むしろ大学の数が増えすぎたことのほうに大きな問題があるのではないだろうか。その結果が今の質の低下につながったのである。


ビジネスの世界で国際競争がますます熾烈化している今、必要なのはそれに耐えうる優秀な人材であり、それを育てられない質の低い大学など最早なんの値打ちもない。


そうした理由で田中文科相は後で撤回したとは言え、今回の3大学設置要請に対して最初は不認可を出したのである。


今求められているのはグローバル社会に通用するような真に実力に裏打ちされた人材である。


こうした意味で今回山梨大学が打ち出した全講義の英語化こそ、今後の大学がとるべき道である。

それに対して道筋をつける意味でも今回の決定は画期的なことであり、また勇気ある決断で、快挙と言ってもいいのではなかろうか。

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就職有利・不安…ほぼ全講義を英語化する国立大


. 山梨大(甲府市武田)は2016年度までに、ほぼすべての講義でテキストを英語の書籍とし、英語で講義することを決めた。


 全学的な講義の英語化は、国際教育に特化した大学を除けば極めて珍しい。専門性の高い分野では、学生への負担増も課題となりそうだ。


 同大総務課によると、英語化するのは、日本文学など日本語の使用が必須な科目を除く全講義。来春から段階的に導入し、4年後をめどに完全移行する。


 段階的導入には、教員が英語で指導する準備期間を確保することや、一斉導入による学生のテキスト購入費の急増を避ける狙いがある。入試でも、早ければ16年実施の試験から、全学部の2次試験に英語を課すなど、比重増加を検討する。


 英語化は、前田秀一郎学長や理事、学部長など10人で構成する「グローバル化推進会議」で10月に決定。既に大学院では、一部の講義の英語化を始めており、同課は「グローバル化に乗り遅れることなく、優秀な人材を育てる環境を整えたい」と説明する。


 文部科学省大学振興課によると、全学的に講義を英語化し、英語の授業だけで卒業が可能な大学は、国際教養大(秋田市)の例があるが、「ほかには把握しておらず、珍しいのではないか」としている。


 山梨大は医学、工学、生命環境学、教育人間科学の4学部。同大総務課は「元々英語の方が講義を進めやすい科目も多く、英語化はしやすい」としている。

 これに対し、学内の意見はさまざま。ある男性教員は「日本語の教材よりレベルが高く適切な英語教材があれば、既に使っているはず。今の学生の英語力では、4年後の移行は正直難しいだろう。特に何も変えるつもりはない」と冷ややかだ。


教育人間科学部4年の男子学生(23)は「英語を重視した特色のある大学として、就職の時に有利になるかも」と話し、工学部1年の女子学生(18)は「いきなり英語になっても、授業の内容を理解できるか不安」と漏らした。


(2012年11月14日07時09分 読売新聞)

2012年11月14日水曜日

このデータがおもしろい! ・ 家庭の蔵書数 国際比較



 


いまIT企業各社は電子図書のための携帯端末の販売を競っているようだ。

こうした状況を見ると今や本は紙から電子に移ってしまったかとも思われるのだが、でもやっぱりまだ紙の本への愛着は強いものがある。


特に文庫本は通勤途上で読むのに都合がいい。小さくて扱いやすいので、例え混雑していてもつり革につかまったまま片手で読める利便性もいい。


ところでこれだけ電子ブックが普及してくると、中にはもう家に蔵書として本を置く必要がない、と言う人さえ出てきている。

こんな意見を聞くと、それもそうだ、とついうなずきたくもなってくる。


しかし少し考えると、だがまてよ。と、それに反対の考えも浮かんでくる。


家の本の話になると、中には置き場に困るほどの本を貯め込んだ人の話を聞くことがある。

蔵書が増えすぎて置く場所がなくなるのである。これは私にも実感としてよく分かる。

私が図書館によく通う理由の一つは新しく本を購入しても本棚が満杯で、これ以上入れるところがないので、購入はしばらくやめて、図書館で読むことにしたのだ。

私の場合は6帖間の壁面一ヵ所が本棚で占領されていて、約2000冊たらずの本があるだけなのだが、これがもっと多い人だと蔵書数も5千冊ぐらいに及んで、一部屋では収納が無理になり、あちこちの部屋に分けて本棚を置いている人もそれほど珍しくはない。


ではこういう人が電子図書が普及してきたからと言って、そうした蔵書を手放してしまうだろうか。

答えはノーである。なぜならばそうした人は紙の本へ強い愛着を持っているからである。

したがって今すぐ読むわけではなくてもほとんどの人はこれから先も長く保存していくに違いない。


これは余談になるが、家に本が沢山ある家庭の子は本好きになる確率が高いといわれている。

家庭の蔵書はそうした教育的効果もあるのだ。


本日紹介するデータはこの家庭の蔵書の国際比較というチョット珍しいデータである。


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家庭の蔵書数国際比較

ISSP国際共同調査によれば、調査対象38カ国のうち最も家庭の蔵書数が多かったのはアイスランドの平均181冊、最も少なかったのはフィリピンの19冊だった。日本は75冊で多い方から26位となっており、多い方ではない。

設問は、「あなたが15歳の頃」(国によっては14歳、16歳の場合もあり)の家の蔵書数をきいており、例えば日本の場合回答者の平均年齢が49歳であるので、34年前、すなわち1975年頃の状況を尋ねていることになる。

 蔵書数の少ない国は途上国が多いことから家庭の蔵書数は所得水準に比例している面があるといえる。

ただし、北欧の国の蔵書数が一般に多く、さらにラトビア、エストニア、ロシアなどの蔵書数がドイツ、フランス、英国よりずっと多いところを考え合わせると寒い国かどうかといった要因も働いていると考えられる。

外に出たくないほど寒い日が多い国では読書が重要な生活要素となっているのであろう。


図には家に本がなかった家庭の比率も示しておいた。ほぼ蔵書数と逆比例の関係にあるが、もっともこうした蔵書数ゼロの家庭の比率が高かったのはトルコの23.1%であり、フィリピンの15.7%がこれに次いでいる。


ブルガリアは平均蔵書数が88冊と日本の75冊より多いが、蔵書数ゼロの家庭比率は13.4%と日本の3.4%と比較してかなり多い。台湾も同様の状況にある。こうした国では蔵書の多い家と全くない家とに両極に分かれている状態にあるためである。


なお、ヨーロッパ生活時間調査による読書率との相関図を描いてみると蔵書数の多い国ほど読書率も高いことが分かる。



スウェーデンなどの北欧諸国、エストニアなどのバルト海諸国は蔵書数も読書率も高く、スペイン、フランスなどの南欧諸国は両方とも低くなっている。やはり寒暖の差が関係しているとしか思えない。


それにしても文化芸術の国とされるフランスの読書率がこれほど低いとは意外であった。国民の平均像と一部インテリ階層のイメージとは異なるのかも知れない。

フランスに関しては恋愛率も通念とは異なって低くなっており、案外の国という印象が否めない

調査対象の38カ国は蔵書数の多い順に、アイスランド、ラトビア、ノルウェー、エストニア、スイス、ロシア、スウェーデン、デンマーク、チェコ、ニュージーランド、イスラエル、フィンランド、ドイツ、オーストリア、オーストラリア、韓国、ブルガリア、ポーランド、米国、台湾、スロベニア、ハンガリー、フランス、スロバキア、英国、日本、ベルギー、ウクライナ、スペイン、クロアチア、キプロス、アルゼンチン、チリ、中国、ポルトガル、トルコ、南アフリカ、フィリピンである。


(2012年11月9日収録)
社会実情データ図録より

2012年11月13日火曜日

何度失敗を繰り返せばすむというのだ日本警察! ・ 反省心も学習能力もない馬鹿ポリスは即免職させろ!



日本国民はよくも日本警察のお粗末さを我慢しているものだ。

いったいこれまでどれだけ捜査上の大きな失敗を繰り返してきただろうか。


人間だから失敗もする。だがおおかたの人は失敗に懲りて、2度と同じことを繰り返さないように注意する。だが日本警察にはそれがなく何度でも同じ失敗を繰り返している。


これはいったいどうしたことだろう。小学生でもこれだけ同じような失敗を繰り返すことはないだろう。


これはもう警察庁長官が出てきて謝ることぐらいでは済まされないぞ。


以下はmsn産経ニュースの記事より

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ストーカー犯罪、散々“ヘマ”を繰り返す警察のお粗末さ

最近の警察のお粗末さは目を覆うばかりだ。特に神奈川県逗子市で起きたストーカーによる女性デザイナー刺殺事件は、その最たるものだろう。

昨年6月にストーカーを逮捕した際、署員が逮捕状にあった被害者の結婚後の姓や住所を読み上げてしまい、それが悲劇につながってしまった。(サンケイスポーツ)


被害者が「姓や住所は言わないでほしい」と、警察に要望していたにもかかわらずだ。無神経というか、何も考えていないとしか思えない。

犯人は刺殺後自殺している。あの手この手を駆使して、それこそ命がけで追っていたのだろう。そんな犯人のすさまじい執念と知能に、警察の知能が追いつかない時代になってきているのではないか。

ストーカー問題で、警察は散々ヘマを繰り返したのに何も生かされてはいない。

市民を守れきれず被害を受けやすい状況は一向に改善されない。

暴力団排除標識を掲げた飲食店関係者が次々と襲われている北九州市もそうだが、自分の命を自分で守らなければならないとは、寂しい時代になったものだ。

2012/11/12 msn産経ニュース

2012年11月12日月曜日

ついにローマ法王までがツィッターを利用 ・ ツイッターで「神の言葉」を定期発信するローマ法王



ローマ法王(ベネディクト16世)
ツイッター人気が止まらない。いまや若者に限らず政治家からスポーツ選手まで利用者層はますます拡大しており

 まるでこれを使わないと人にあらずとも言うような風潮さえある。


いまツィッターは全世界を席巻中と思っていたら、やはりこうした方面にまで波及していたのだ。



それにしてもいまのローマ法王はなかなかの革新家である。これならきっとファンを増やすこと請け合いだ。

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ツィッターの呟きで神の言葉を

ローマ法王庁(バチカン)は9日、法王のベネディクト16世(Benedict XVI、85)が年内にもマイクロブログのツイッター(Twitter)公式アカウントで世界中のフォロワーたちに向けた定期的なツイート(つぶやき)投稿を始めると発表した。


発表を行ったフェデリコ・ロンバルディ(Federico Lombardi)広報局長は公式ユーザー名について「後日改めて発表する」としているが、今年作成されて以降、ツイート件数がゼロにもかかわらず既に2900人のフォロワーがいるアカウント「@BenedictusPPXVI」が公式である可能性が高い。


ベネディクト16世の名をかたる偽アカウントは幾つか存在し、中には法王をからかう内容を含むものもある。


公式アカウントへの投稿は法王が直々に行うわけではなく、バチカン関係者が執筆し、法王の承認を得たものが発信される。


バチカン当局によると、ツイッターでは法王の根幹的な教えや、講話へのリンク、苦難の中にある国々に対する連帯の呼びかけなどが投稿される予定だという。(c)AFP


世界びっくりニュース 2012/11/10

2012年11月11日日曜日

大学不認可問題 ・ 田中真紀子文科相ばかりを批判するのは間違っている!


今回の大学不認可問題で一人悪者扱いされている田中真紀子文科相であるが、そのやり方に唐突さはあったとはいえ、はたしてこの問題で彼女一人を責めていいものであろうか。


これまで無尽蔵に増やしてきた日本の大学は、このところの少子化の影響をもろに受けて、いまや定員割れを起こして、その存続さえ危うくなっているところが多くなっているではないか。


こういった現状を踏まえて、いったん認可にストップをかけた田中文科相に対して、なぜ周囲はこぞって田中叩きに走るのであろうか。


そのことに対してを非常に疑問を抱いていたのだが、そうした田中批判一色の風潮に一矢を報いているのが日刊ゲンダイによる下の記事である。

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元文京女子大教授 菊池英博氏が緊急エール「私は真紀子大臣を支持する」


<問題は大学に巣くうシロアリ官僚の腐敗堕落>

 3大学の認可を一転して認めることにした田中真紀子文科相に対し、自民党は「問責に値する」などと息巻いている。

大マスコミの論調も真紀子叩き一色なのだが、ちょっと待って欲しい。「大学の劣化」や「審議会のあり方」を問題視した真紀子の言い分は正論だ。

元文京女子大(現文京学院大)教授の菊池英博氏は「今の大学は腐っている。真紀子大臣よ、頑張れ!」とこう言っている。


 テレビで田中真紀子大臣の発言を聞いたとき、私はよくぞ言ってくれた、と拍手を送りたい気持ちになりました。

「大学の数は多すぎる、以前から問題だと思っていた」という発言はその通りで、このことは私のように大学で教鞭を執ったことがある人間であれば、みんな分かっていることなんです。

 私は1994年まで東京銀行に勤め、その後、文京女子大の経営学部で13年間、教えました。つくづく思ったのが年々、学生の質が劣化していることです。

この間、少子化が進み、しかし、大学はどんどん増えた結果、ますます、大学は劣化した。

 こうなったのは教育の現場に市場原理主義が持ち込まれた結果です。大学をどんどん認可し、ダメなら潰せばいい。小泉構造改革以降、そんな文部行政が行われてきたのです。

人口が増えているときならイザ知らず、子供が減っているのに大学が増えればどうなるか。生徒の奪い合いになり、大学はより簡単に入学させようとする。試験を簡単にし、推薦枠を広げ、その条件も低くする。

 米国やドイツの大学は入りやすいが、卒業するのは大変です。日本は誰でも入れるうえに、簡単に卒業させてくれる。単位がなくてもリポートで済むケースもある。そうしないと学生が集まらないからです。

 本来であれば、文科省が、そうした教育の劣化の改善に取り組まなければならない。ところが、それを放置し、真紀子大臣がメスを入れようとすると抵抗するのは、大学が彼らの天下り先だからです。

新設大学が認可を受けるには大学設置・学校法人審議会にお伺いを立てるだけではありません。いつの間にか、事務局長や理事に文科省の役人が入ってくる。

彼らは1000万~1500万円くらいの年収を得ている。彼らの天下り先のために大学が増えているようなものです。

 新設大学の中には自民党の文教族議員と癒着しているところもある。そうやって、質を伴わない大学が増えていく。

どこも淘汰されず、そうした大学にも国から巨額の補助金が支払われている。誰かがこの構造にメスを入れない限り、日本の大学教育は大変なことになる。感情論のような真紀子叩きは、問題の本質を見えなくさせるだけです。(談)


日刊ゲンダイ 2012/11/9

2012年11月10日土曜日

system progressive protection という新種のウィルス ・ その駆除法についての説明文だが


新種のウィルスsystem progressive protection

system progressive protection という新種のウィルスにご注意を!

昨日のことだがネット検索中に突然「ボッ」という音がしたと思うと、これまで見たことのない画像がデスクトップに張り付いていた。


突然のことで何がなんだか分からないまま、×印で消去した。するとすぐまた別の画像が張り付いてきた。また×で消そうとしたが、今度はまったく反応しない。


少し混乱しながら、パソコンを消そうと思ってスタートをクリックしたが、これまた何の反応もない。

しかたなくctrl+Alt+deleteを試みたが、これさえ反応がない。

後はどうすることも出来ないので電源を切ってひとまずそのパソコンを離れた。


別のパソコンを起動しgoogle検索でこのsystem progressive protection という ウィルスについて調べてみた。

どうやらこれはごく最近になって現れた新種のウィルスだということが分かった。

説明の他にいくつか消去法が紹介されていた。


新種のものだけあって、それら消去法の記事も5つぐらいしかない。

そのうち最初と2番目のものを読んだが、内容がイマイチよく分からず、ゆっくり読もうとプリントアウトした。

そのプリントを読みながら、再びウィルスが入ったパソコンを起動した。少したったとは言えまだ画像は張り付いたままだ。


プリントの説明には、まずパソコンを一度切って再起動し、セーフティモードの画面にせよ、と書いている。

セーフティモード画面というのはどこかで聞いたような気はしたがそれがどういうものなのかよく分からない。でも説明にはその画面の出し方については何も書いてない。


なんという不手際な説明なのだろう。セーフティモード画面の出し方など、誰が知っているというのだろう。


仕方なくまた別のパソコンを起動してセーフティモード画面の出し方について調べてみた。


なんとか方法は分かったが、そのとおり試みてみても、キーを押すタイミングが難しく、何度やってもなかなかセーフティモード画面は現れない。

それでも動作を繰り返していると5度目ぐらいにやっとそのセーフティモード画面が現れた。


だがここからがまた厄介なのだ。レジストリのどこどこを消去せよと書いてあるのだが、説明不足でそれがどこにあるのかよく分からない。


そんなこんなで分からないままにあちこちいじっていると、気がついたらいつの間にかデスクトップに張り付いていたウィルスの画像は消えていた。

でもこれは説明どおりにやったからではない。消去法についての説明がよく分からないまま、こちらは我流であれこれやっていただけなのだ。

したがって消えたのは偶然であり、消去法の説明のおかげではない。


要するに私が言いたいのは、せっかく消去法として紹介されている記事なのに、どうして書く人はがもっと誰もが分かるような分かりやすい文章での説明が出来ないのだろうか?という疑問につてである。

何か自分本位で、読む側のことをよく考えずに書いてあり、決して万人が読んで分かるような内容ではないのである。


もし私がこういうものを書くのだったら、たとえ小学生が読んでも理解できるようなものにするのだが。


というようなわけで、仮にも「何とかのための何とか法」などという記事をQAサイトにを書く人なら、まず前もってもっと分かりやすい文章を書く力を鍛えておかなければいけないのではないだろうか、と思った次第である。

2012年11月9日金曜日

泥棒に入られても見つからない貴重品の隠し方 ・ ベスト10



これを発表した時点で泥棒さんにもバレバレじゃねーかとかいう突っ込みは置いといて、アメリカからのニュースです。


先日発表された「泥棒に入られてもみつからない貴重品の隠し方ベスト10」がちょっと気になりませんか?皆さんでチェックしてみましょう。
 

今回の情報は防犯・セキュリティグッズを扱う「エージェント・ギア USA」によるもの。ここでは自分で身を守るための防犯グッズを多数取り揃えており

本物そっくりのボディーガード・バッジやペン型の隠しナイフ、GPS追跡装置などが販売されています。
 

さて、同社による今回の記事はもしも自宅に泥棒が入られたときのために、貴重品や財産を簡単に見つけられないための隠し場所を10個提案してくれています。さっそくご紹介しますね。


1)現金を封筒にいれ、キッチンシェルフの一番下の裏に貼付けておくこと。


2)小さいものは懐中電灯などの電池を入れるスペースにつめておきなさい。


3)びん詰めにして、庭に埋めておきなさい。


4)壁のコンセントを外し、その奥に隠しなさい。


5)額縁の、絵と台紙の間にお金などを隠しなさい。


6)密閉できるビニール袋に入れてそれを庭へ。


7)ぬいぐるみの背中を開け、その中に隠しなさい。


8)天井の照明機器の上に置いておきなさい。


9)テニスボールに小さな切れ込みを入れ、その中に貴重品を入れなさい。


10)デスクトップ型パソコンのケース内部に隠しなさい。


記事によれば、統計調査では大部分の泥棒は犯行現場に侵入後5分以内に立ち去っているということです。ゆえに、それほど凝っていなくても広い場所に隠すというのも有効だ、と書かれています。


他にもわかりづらい隠し場所としては、ダミーの火災報知器を買い、中を空にして設置し、その中に隠すという手段もあります。泥棒はいちいち火災報知器をチェックしてはいられないからです。へたに触って鳴りだしても大変だしね。うまいなこれ。

あんまり凝ると自分でもわかんなくなっちゃうし。管理人も昔、本の中に1万円札をはさんで隠してたんだけど、どの本に入れたかわからなくなって泣きながら探したことあります。仕方ないから隠した場所を書いたメモをさらにどこかに隠して…ってきりがないね!バカ過ぎだ!


海外仰天・おもしろニュース速報より 2012/11/9

2012年11月8日木曜日

中国 人民日報が語る ・ 日中トイレ文化の違いについての” うんちく ”



中日「トイレ文化」、その違いと交流

日本では、11月10日は「トイレの日」だ。

トイレという場所は、「汚いところ」「隠すべきところ」という一般的な観念があるため、話題にするのは恥ずかしいと感じる人が多い。

ところが、日本では、一種独特の「トイレ文化」が育まれてきた。日本人ほどトイレを重んじる民族は、世界のどこを探してもいないだろう。

「トイレの日」が設けられているだけではなく、「トイレの神様」がいると信じられ、さらには「日本トイレ協会」という全国組織まである。

「トイレの美」に対する日本人の追求は、留まるところを知らない。

「古式ゆかしい」「ハイテク最前線」などなど、思いつくものは全てトイレに取り入れられ、活用されてきた。ごく小さな空間だが、そこには日本の「トイレ文化」が濃縮されている。

中国で改革開放が始まった最初の年、日本人観光客が中国を訪問した時、最も驚きかつ躊躇したのは、街中でトイレに行くことだった。

「全てが丸見え」状態の都市の公衆トイレで用を足すことは、日本人にはどうしてもできなかった。

トイレにトイレットペーパーが置かれていないことに驚く日本人、トイレの最中に知人と顔を合わせると気軽にあいさつを交わす中国人を見て理解に苦しむ日本人、さまざまだった。

当時、日本人観光客が中国で1日の観光をスタートする前に、ガイドが観光客に必ず注意するのは、「ホテルの客室でトイレを済ませておくこと」だった。

いまでは、中国人観光客は日本市場で「特上のお客様」となった。

日本の旅行業界は、中国人観光客の争奪戦に勝つため、あれこれ知恵を絞っている。

しかし、中国人観光客が困っているのは、世界第2の経済大国だった日本で、街頭にある公衆トイレの数が少なすぎることだ。 

一方、中国では、大通りや路地、あらゆるところに公衆トイレがある。これでは急にトイレに行きたくなった時に、あまりにも不便だと中国人は感じている。

また、日本では、「小便禁止」という貼り紙が街のいたるところに見られるが、小便という「下品な行為」が日本に今も存在している理由を、中国人はどうしても理解できない。

さらに、中国では、用便で使ったトイレットペーパーは、「使用済みペーパー入れ」に捨てる。

中国人観光客が日本でトイレに入り、「使用済みペーパー入れ」を探しても見つからずに焦ってしまう。

そして、トイレットペーパーを便器の中に捨てることが、「マナー違反」ではないか、さらには中国人観光客の評判を落とすのではないか、はたまた便器を詰まらせてしまうのではないか、などと数々の心配が頭をめぐる。

さんざん心配した挙句、日本ではトイレットペーパーは便器に捨てる習慣があることを、後になって知る。

ただし、トイレットペーパーと異なり、女性の生理用ナプキンは、自分できちんと折りたたんだ後、専門容器に捨てなければならない。


人民日報日本版 2012/11/8



2012年11月7日水曜日

このごろ増えてきた温泉女子 ・ いま1泊2日の"温泉女子会"が人気になっている


温泉女子、そして夜は宴会女子に

テレビ番組ですっかり有名になった温泉女子だが、いまや航空会社と旅行会社が提携して温泉女子会というパック旅行商品まで出現しており

各社はシーズンを向かえ、いま売り込みに懸命なようである。


こうした温泉女子だが、夜の温泉の後は宴会女子となり、きっと男性顔負けの祝宴を繰り広げるに違いない。


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これは安い!2012”温泉女子会”おすすめパック


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2012年11月6日火曜日

さあ、鍋物のシーズンです! ・ あなたの好きな鍋モノは? 




好きな鍋物ランキングベスト10

秋も深まってきて肌寒さを感じる日も多くなった昨今ですが、それで恋しくなってくるのが鍋物ではないでしょうか。


仕事が終わって家へ戻る道すがら、「ああ、少し寒いし、今日は鍋物でも食べたいな」

こう思いながら家路へ急ぐのは私だけではないと思います。


さてその鍋物ですが、最近ではどんなものが好まれているのでしょうか。


一昔前だと、なんと言っても鍋物の王様といえば”すき焼き”でした。そう、泣く子も黙るというあのすき焼きです。


でも今はどうなのでしょうか。なんと言っても昨今は一昔前と比べると鍋物の種類が増えています。

したがって選択肢が多くなっていて、必ずしも「すき焼き」がナンバーワンとは言えないとも思うのですが。


で、上のランキングになるのですが、やっぱりトップは「すき焼き」でした。それもダントツで。

それから2位が「しゃぶしゃぶ」で3位が「水炊き」になっています。


でもこれだと一昔前となんら変わらないではありませんか。

確かに上位はあまり変わらないようですが、5位以下になると随分珍しい鍋物も登場してきているようです。


まあこれは年代とか性別によっても違うと思うのですが、見たところ無難なランキングではないでしょうか。


しかしこのランキングは「好きな鍋物ランキング」であって、これを「よく食べる鍋物ランキング」にすると順位はガラッと変わってくるのではないでしょうか。

その場合だとたぶん1位のすき焼きとか2位のしゃぶしゃぶはグッと後退して、3位の水炊きあたりと順位が入れ替わるのではないでしょうか。

それに若い人だとキムチ鍋が好きな人も多いはずで、当然これも上位になるでしょうし。


まあこうしたランキングはさておき、鍋物のいいところは、なんと言っても作るのが簡単なことで、材料さえあれば鍋に入れて煮るだけ。

しかも他の料理のように出来あがるまで待つ必要もなく、炊きながら食べるわけですから、これ以上早く食べれる料理はほかにありません。


”今夜、鍋物が食べたい”と思っているあなた! 帰りににスーパーへ寄って、材料でも買って帰ったらどうですか。

2012年11月5日月曜日

仏ルモンド紙も報じる ・ 日本の危機的状況


仏ル・モンド紙
このところ連日のように報じられているわが国の電機IT関連企業の経営不振に関する暗いニューだが

それに対して外国メディアも敏感に反応している。


下に載せたのは仏ルモンド紙の記事であるが、外国紙とは言え実に正鵠を得た内容になっている。

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仏紙「日本は疑念の時、沈滞ニュースばかり」


3日付の仏紙ル・モンドは1面で、「日本は奇跡(の成長)を経て、疑念の時にある」と題した社説を掲載し、日本が政経両面で衰退していると警鐘を鳴らした。


社説は、日本の自動車、電子機器産業が世界進出した1970年代と比較し、「最近の日本は沈滞したニュースばかり」と指摘。


電機大手シャープやパナソニックが業績予想を大幅に下方修正したことや、尖閣諸島を巡る日中関係の悪化で、中国での日本車の販売が減少したことを列挙した。


 その上で、「経済の停滞、高齢化、技術革新の能力衰退だけでなく、政治が果てしなく弱体化している。日本政治は国難に直面し、どんどんマヒしているようだ」と評価。


中国が台頭するいま、日本は新たなモデルを見いだす必要があると論じた。
 

【パリ=三井美奈】

(2012年11月3日読売新聞)



2012年11月4日日曜日

もうこれ以上 下はない !? ・ 一気に6段階も引き下げられたシャープの格付け


シャープを6段階引き下げ=資金繰り懸念、異例の幅―格付け大手

格付け大手フィッチ・レーティングスは2日、シャープの格付けをこれまでより6段階引き下げ、投機的水準の 「シングルBマイナス」としたと発表した。


シャープの資金繰りなどに対する懸念を理由に、異例の大幅格下げに踏み切った。


引き下げの結果、21段階の格付けの中で上から16番目となった。


フィッチは、シャープが来年夏以降も金融機関の支援を得られるか不透明と指摘。


また、競争激化や円高により、主要事業の目覚ましい回復は難しいとの見方を示した。

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シャープ6段階、パナソニック2段階引き下げ

欧州系格付け会社のフィッチ・レーティングスは二日、シャープの長期信用格付けを「トリプルBマイナス」から一気に六段階引き下げた。


また米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は同日、パナソニックの長期会社格付けを「シングルAマイナス」から二段階引き下げ、「トリプルB」にしたと発表。


2013年3月期決算が巨額赤字の見通しとなった二社が、相次いで厳しい評価を突きつけられた。


投資適格水準は維持したが、営業利益率の改善が遅れるなどした場合には、一段の格下げもあるとした。


  東京新聞-2012年11月2日

2012年11月3日土曜日

生涯現役大はやり、この世界でも健在です ・ ナイスバディーの売春婦は73歳



つい数日前にも80歳と72歳のスリ姉妹をこのブログに取り上げたが、別にシリーズ記事でもないのだが今度はなんと73歳のストリートレディの登場である。


まさにあの世界でもこの世界でも、いま生涯現役が大流行である。

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イチゴーでどう?捜査幹部 「こんな高齢聞いたことない」 


73歳の売春婦が逮捕された京急日ノ出町駅近くの歓楽街には、ラブホテルやソープランドなどが立ち並び、怪しい雰囲気を醸し出している。

ラブホテルなどが立ち並ぶ横浜市中区の歓楽街の一角。「イチゴー(1万5千円)でどうですか?」。

こう言って私服警察官に近づき、売春に誘ったとして、韓国籍の女が10月、売春防止法違反容疑で逮捕された。

御年なんと73歳!。捜査幹部も驚く一方、「若作りで50歳前後には見える」と“感心”する声も。

終戦直後から横浜の街頭に立ち、伝説として語り継がれる老齢の売春婦「ハマのメリーさん」を彷彿(ほううつ)させる!?



 ホテル代込みで誘い、ロビーで御用


県内有数の歓楽街として知られる横浜市中区の京急日ノ出町駅周辺。もともと売春宿などがあり、現在でもラブホテルやソープランドが林立している。

現場付近の路上では、売春目的で男性に声を掛ける女性が多く、管轄する神奈川県警伊勢佐木署には住民らから苦情も寄せられていた。そのため、県警生活保安課や同署の警察官がしばしば私服姿で警戒に当たっている。


10月12日未明、1人の女が警戒中の私服警察官に近づき、「イチゴーでどうですか?」と声を掛けた。1万5千円はホテル代込みの値段だ。

女は、警察官がその誘いに応じたふりをしていることに気付かずにホテルへ向かい、ロビーに入ったところで御用となった。


見た目は50歳…「出るとこは出て、引っ込むところは引っ込んで」


売春防止法違反の現行犯で逮捕されたのは韓国籍の無職、朴玉子容疑者(73)=横浜市南区。

朴容疑者は以前、ホステスとして働いていたが、年齢を重ねるごとに雇ってくれる店が無くなっていったため、6年ほど前から売春を始めた。

現在は、月に約15万円の生活保護を受けながら、週に3、4人ほど客を取っていたという。


年齢を考えるとよく客が付いたものだが、捜査幹部は「見た目は50歳前後」と話す。逮捕時の見た目は派手で、長髪を頭の上で束ね、白いプラスチックフレームの眼鏡。金色っぽいコートを着てハイヒールを履いており、ずいぶん若作りないでたちだった。


捜査関係者によると、スタイルも抜群で、「出るとこは出て、引っ込むところは引っ込んでいる」という。「暗がりで男性客も年齢までは分かっていなかったのではないか」と推測する。


msn産経ニュース 2012.10/27

2012年11月2日金曜日

これはただ事ではない! ・ パナソニックとシャープが相次いで2期連続の巨額赤字予想


2社併せた "1日の赤字額 " なんと30億円!

しかしこのところ発表されるわが国の弱電IT関連企業の業績予想に関する数字は目を覆いたいような惨憺たるものばかりだ。


10月31日と11月1日に相次いで発表されたパナソニックとシャープの来年3月期の損益予想が2社とも大幅下方修正の巨額赤字になるということが判明したのである。


その赤字額たるや2社あわせると1兆1千億を超えるという実に大きな数字になっている。

これだと1日の赤字額は2社で30億円にもなるのである。


まさに信じ難いほどの巨額赤字垂れ流しであり、何のための企業活動か?と問いたくもなってくる。


それに、これだけの赤字をいったい今後どうやって吸収していくのだろうか。


ここまで落ち込んだこの2社に、はたして再生の道はあるのだろうか。実に心配である。


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パナソニック株価ストップ安 社長の「われわれは負け組」発言も響いた?
2012/11/ 1 20:04


パナソニックは、2013年3月期の連結最終損益(米国会計基準)の見通しを500億円の黒字から7650億円の赤字に下方修正する、と2012年10月31日に発表した。

2期連続で7000億円を超える巨額の最終赤字に陥る。

決算会見では津賀一宏社長が「われわれは負け組」と発言。スマートフォン(高機能携帯電話)の携帯電話事業や、薄型テレビなどのデジタルAV事業で、米アップルや、韓国のサムスン電子やLG電子などの海外メーカーに敗れた。

「負け組」発言のせいもあってか、パナソニックの株価は11月1日、年初来安値の414円を記録。前日から100円(19.46%)下げて、ストップ安となった。


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シャープ、上期赤字は3,875億円に
2012/11/2

シャープは、2012年度上期(2012年4月~9月)連結業績を発表した。

売上高が前年同期比16.0%減の1兆1,041億円、営業損失は前年同期の335億円の黒字から、マイナス1,688億円の赤字に転落。

経常損失は208億円の黒字からマイナス1,972億円の赤字。当期純損失はマイナス398億円の赤字から、マイナス3,875億円の赤字となった。

シャープの奥田隆司社長は、「売上高については、前回公表値を達成し、さらに全部門でおおむね前回予想に沿った実績。

営業利益、経常利益、当期純利益は、下方修正となったが、事業構造改革の追加計上を除いた実質ベースでは、ほぼ計画通り。第2四半期の売上高は2011年度前半の水準に回復している」などとした。



2012年11月1日木曜日

ノーモア 一気飲み! ・ 東京大学、学生一気飲み死亡や迷惑行為受け駒場祭を禁酒に 


しかし、これまでにも散々その危険性が叫ばれているにもかかわらず、いまだにこれで命を落とす大学生がいるのはいったいどういうことなのであろうか。


ごく最近も、慶応大学のスポーツサークルの学生がこれで亡くなったことが発表されている。


これほどの名門大学の学生がたかが一気飲みなどの下らぬことで命を落とすとは、どう考えても割が合わないことなのではないだろうか。


それだけでなく、いまだにこんな悪習から抜け出せないとあれば、大学のスポーツサークルの存在さえ問われかねない問題になってくるのではなかろうか。


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一気飲みの経緯

イッキ飲みは、1980年代頃から大学生らの間で流行した、一息に酒を飲み干す行為のことで、当初はビールなどのアルコール度数の低い酒を大ジョッキで飲み干す、一種のお座敷芸だった。


しかしこれが次第に、場を盛り上げるために「コール」(英:callと同義)と呼ばれる囃し立てと共に他人に強要されるようになってくると、場をしらけさせているとして下戸までもがイッキ飲みを強要されるようになってきた。


イッキ飲みが一種の度胸試しのようになってくると、次第にアルコール度数の高い酒を飲み干す事を求められるケースも多くなってきた。


中には飲んだら強引に吐かせ、更に飲ませるという行為まで横行し、飲食店や飲み屋側は酒が売れるならと見て見ぬ振りをする事もあったことが、問題を深刻化させた。


しかし進学シーズンともなると、毎年のように新入生がコンパなどで、このイッキ飲みを強要された挙句、急性アルコール中毒で救急病院に担ぎ込まれるケースが続発し、毎年のように死亡者が多数出るため、今日では店側がイッキ飲みを禁止、制止している場合も少なくない。


さらに、未成年者飲酒禁止法により、20歳未満の飲酒と購入、20歳未満への販売・提供が禁止されているが、新入生の多くは18~19歳と未成年である人がほとんどであり

、し未成年者に上記のような事態が発生した場合は、酒を販売・提供した店側の責任も問われることになる。最近では、身分証の提示を行うことにより、未成年者の入店自体を断る店も増えてきている。


塩川正十郎の甥が大学で一気飲みを強要されて急性アルコール中毒で急死し、当時官房長官だった塩川は朝日新聞への投書でこの風潮に問題提起している。


・・・・・線以下 ウィキペディアより

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東京大学駒場祭・飲酒禁止に

東大教養学部(東京都目黒区)で11月23~25日に開かれる駒場祭で、飲酒や酒類の販売、持ち込みが全面的に禁止されることが東大駒場祭実行委員会への取材で分かった。

実行委によると、今年で63回目となる駒場祭で禁酒を決めたのは異例という。

 一橋大(東京都国立市)も11月2~4日に開かれる一橋祭で初めて全面禁酒とすることを決定。

法政大(東京都千代田区)や東北大(仙台市)でも学園祭での禁酒を決めている。学生の一気飲みによる死亡などが問題化する中、学園祭での禁酒の流れがさらに増えそうだ。


実行委によると、東大では7月に教養学部の学生が学外で飲酒後、体調を崩して死亡した。

昨年の駒場祭では、飲酒して大声を出すなど他の参加者に迷惑をかける問題も起きており、禁酒の方針を決め、参加団体に説明。今月27日付で、来場者に酒類を持ち込まないよう呼び掛ける文書もホームページに掲載した。


駒場祭は昨年までは、届け出をした団体が酒類を提供することを認めていたが、今年は提供や販売、持ち込み、参加者の飲酒を禁止する。

実行委は「飲酒による問題は潜在的に存在しており、重大事故があったことを考慮した結果、全面禁酒という結果に至った」としている。


ニュース 〔共同〕 2012/10/31