2013年2月28日木曜日

牛どん屋の店頭には ・ 材料の原産地表示が貼ってある



牛どん店「なか卯」の店頭には牛どんの材料についての原産地を知らせる表示板が貼ってある。


東日本大震災での放射能漏れで食品の放射能汚染に対する人々の不安が高まっている中、

それに対する配慮であろうが、なかなか気のきいた処置である。


表示内容は牛どんの材料になる 「米」 「牛肉」 「タマネギ」 などを品目別に原産地を書いているのである。


表が少し読みにくいので、書き出してみると次のようになる。



米・・・・・・  国産ブレンド米

牛肉・・・・  オーストラリア、メキシコ産

タマネギ・・ 中国産



などとなっている。まあ値段の安い牛どんのことだから、放射能の心配だけでなく、仕入れ価格も重要な問題になるだろうから、海外に依存するのは致し方ないことであろう。


いまだに激しい価格競争に明け暮れている牛どんチェーンだが、最近になって長い間輸入中止になっていた米国産牛肉が輸入解禁になったことは朗報に違いない。


牛どんの材料でメインになるものはなんと言っても牛肉だろうから、米国産が解禁になることによって、少しでも安く仕入れられるようになれば経営には大きなプラスになるだろう。


不景気な中、安いランチを提供してくれる牛どん屋は、なんと言っても庶民の味方である。


少しでも経営が安定してくれることが望ましい。















2013年2月26日火曜日

一般会社並みに厳しくなった ・ 大阪市と大阪府の人事評価



橋下市長ならではの厳しい評価制度

つい先日大阪府の松井知事がテレビのインタビューで大阪府の新しい人事評価制度について語っていたが、その内容たるや、民間の会社をしのぐほどの厳しさである。


もちろんこれは橋下大阪市長主導のもとに準備が行われてきた制度で、松井知事はそれに従ってきただけなのだろうが、さぞ職員からの抵抗も強く対応も大変だったことだろう。


しかし、これほどの大胆な制度をよく官庁でとり入れられたものだ。ここに至るまで、その抵抗たるや大変なものだったのではないだろうか。


こんなことができるのも日本のどこを見渡しても、おそらく橋下市長以外に誰もいないだろう。


今回のことだけを見ても、いかにこの人の力が凄いかがよくわかる。


この大胆さで日本をどんどん変えていってもらうために、はやく国政に打って出てほしいものだ。


以下はこれに関する読売新聞の記事である。

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橋下市長、「厳しい職員評価、府民の思いだ」 

大阪府の松井一郎知事と大阪市の橋下徹市長は8日、府と市の2月議会にそれぞれ提案する職員基本条例案について、職員同士を比較して5段階で人事評価する「相対評価」を盛り込む方針を決めた。   


可決されれば、4月から試行導入する。府市幹部の任期付き公募や勤続20年以上の職員の天下り禁止規定も明記する。


公務員制度を大きく変える内容で、職員組合の反発も予想される。    


橋下市長が代表を務める大阪維新の会が示した条例案に対し、職員側が修正案を作成したが、この日開かれた府市統合本部会議で、維新案に沿った内容で最終案がほぼ固まった。  


維新が過半数を占める府議会では可決が確実だ。 


 職員の人事評価では、職員側が「絶対評価」の維持を求めたが、橋下市長は、府職員約1万人の昨年度の人事評価で最低評価が5人にとどまったことを挙げ、「職員を厳しく評価してほしいというのが、府民の思いだ」と強調し、「相対評価」導入を決定した。  


2012年度の試行を経て、13年度から本格実施する。2年連続で最低評価を受け、指導や研修でも改善の見込みがない職員は分限免職の対象とする。

2012年の読売新聞 記事より 


2013年2月24日日曜日

あなたの会社はどうですか? ・ 社員食堂人気ランキング


R社の社員食堂
 社員食堂といえば2ヵ所の思い出がある。いずれも若い頃勤めていたホテルの社員食堂である。


そのうち1ヶ所は大阪のホテル、もう1ヶ所はニューヨークのホテルである。


大阪のホテルは「P」という当時大阪でもトップの座を争うほどの高級ホテルであった。


高度急成長期ということもあって何かにつけて豪華さが自慢された時期だが、このホテルの社員食堂もすごかった。


地下にあったのだが社員数が800人ぐらいだったせいか、食堂の規模も比較的大きく200席以上はあっただろう。


白で統一された内部の装飾も明るく清潔感が漂っていた。


でも自慢したいのは規模や装飾ではなく、食事の内容である。


メニューはどちらかといえば和食より洋食のほうが多かった。したがってたいていナイフとフォークを使って食べていた。


まあテーブルマナーにうるさいホテルのことだから、社員に洋食のマナーを覚えさせる意図も少しはあったのだろうが、最初の頃はなれないせいかナイフやフォークが少し使いづらかった。


でも食事の内容が良かったせいか、それもそれほど苦痛は感じなかった。


そのメニューだが、メインディッシュはたいてい肉料理で、外で食べるとかなりの値段と思われる豪華な内容であった。


それもときどき出るのではでなく、毎日そうした豪華なメニューなのである。


もちろんデザートや食後のコーヒーもついていて、それがすべて無料なのである。


社員食堂多しといえど、これだけ内容のいいところも珍しいだろう、と当時は自慢の種だった。


もう一つはニューヨークのホテル「H」の社員食堂である。


大阪の「P」ホテルに比べてこのホテルの建物は古かった。


地下2階にある社員食堂はずいぶん小さく席も30ぐらいしかなかった。


その地下の食堂はいったってシンプルで、取り立てて言うこともないほどの、何の変哲もない地味な存在だった。


メニューの内容も貧弱で、それほど食欲をそそるようなものは出ていなかった。


華やかなニューヨーク7番街にあるホテルにはしてはなんとも貧弱な社員食堂であった。


以下はテレビ朝日が調べた 2012 社員食堂ランキングである。



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社員食堂人気ベスト10



・1位「タニタ」

健康的で低カロリーなメニューがウリ。メニューは日替わりの定食一種類のみで、平均して

500kcal前後になるようにカロリー計算されている。

最近、『丸の内タニタ食堂』(レストラン)がオープンした。

・2位「GMOインターネットグループ」

総合インターネット企業(ネット証券やゲーム関連事業など)。24時間無料で食べられるの

がウリ。社内の自販機もすべて無料。食堂は150席で、1日に延べ2,000人が利用。

カジュアルな雰囲気の食堂で、料理は他の会社に比べ、グレード的にはあまり高くない印象

でした。


・3位「リクルート」

社員を飽きさせないことをモットーにしているだけあって、社内に4つも食堂がある。

カフェスタイル、立ち食い、どんぶり専門、夜はバーになるシックなレストラン風など。

値段も500円~900円台くらいと安い。


・4位「グーグル」

世界中で2兆円の年商を上げているネット検索大手。社内には銭湯のような雰囲気のオフィス

など遊び心のある会社。社員食堂『Yedo カフェ』では、日替わりでビュッフェバイキングが

楽しめる。寿司は目の前で職人が握ってくれる。全品無料で、自販機も無料。

社員は申請すれば、ゲストを招待できるそう。出演者はグーグルが一番美味かったと言って

ました。


・5位「クックパッド」

料理レシピサイト大手。社員食堂といっても普通の食堂ではなく、キッチンで自分で好きな

料理を作って食べるシステム。材料費は無料で使い放題。メニューもない。40席。


・6位「日本マイクロソフト」

世界中で6兆円を売り上げる。社員食堂は『ワン マイクロソフト カフェ』という名前で、

食事を通して社員が一つになろう、というコンセプトらしい。340席、1日に800人利用。

おしゃれなデザインにくつろげる座席、ビリヤードやTVゲームもある食堂。

ステーキランチは850円。スイーツ系のカフェもある。


・7位「パソナグループ」

人材派遣大手。社内に野菜工場を持っていて、そこで収穫された新鮮な野菜を使って調理する。

料理はホテル並みの豪華なビュッフェスタイルで、常時10種類以上が食べ放題で500円の

激安価格。


・8位「大日本印刷」

世界最大規模の総合印刷会社。400席、1日900人利用のとにかく広い社員食堂。

ユニークなのは、1g=1,2円の量り売りでバイキング料理が食べられること。


・9位「VOYAGE GROUP」

「ECナビ」などネット関連サービスサイトを運営する会社。海賊船をイメージした超

おしゃれな食堂が特徴。35席。社内でのコミュニケーションを促進するため、3人以上集まる

とラーメンが無料になるサービスがある。


・10位「テレビ朝日」

カラオケで有名な『シダックス』が運営する社員食堂。160席、1日1,400人利用。

社員の他、芸能人も多数利用する。黒マー油ラーメンが460円と安くて美味い。


テレビ朝日 2012 「いきなり黄金伝説」調査より 



2013年2月23日土曜日

これを”法的に問題”と言うほうがおかしいのでは ・ 公営住宅の孤独死、9都県市で遺品廃棄



国は「法的に問題」と言うが、超高齢化社会の日本ではこれが正しい選択なのでは


公営住宅などで孤独死した人の遺品の整理について、一部の地方自治体では正規の手続を省いて廃棄処分をしている。


そうでもしないとどんどん遺品がたまってきて収拾がつかないからである。


超高齢化社会において、高齢者の一人世帯がどんどん増えている現状を考えると、今後こうした孤独死は増加の一途をたどることが予想され、遺品も急激に増加してくることも予想される。


したがって、法的に一抹の不安が残るとは言え、保管の手数や場所のことを考えれば廃棄処分は妥当なのではないだろうか。


これに対して国は問題があると言っているが、この財政難の折に、人手と費用をかけてまで、引き取り手の現れる可能性の極めて低い遺品を管理すると言うのだろうか。


法的にグレーゾーンにある行為だとはいえ、高齢者をめぐるわが国の現状を考えれば、保管するより破棄する方がどれほどスマートなやり方ではないだろうか。これは誰が考えても明らかである。


万一引き取り手が現れたら、そのときは話し合えばすむことではないか。


まさか賠償問題にまで発展することでもないだろう。


以下はこの問題に関する朝日新聞の記事である。



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 【東孝司】公営住宅で孤独死した入居者の相続人がいない時に、正規の手続きを経ずに遺品を廃棄している自治体があることが分かった。

朝日新聞が全ての都道府県・政令指定市に取材したところ、9都県市が認めた。手続きにともなう財政負担の重さが理由で、担当者は「グレーゾーンだと分かっているが、やむを得ない」と打ち明ける。

 朝日新聞が47都道府県と20指定市に公営住宅の単身入居者の遺品の扱いを取材した。結果、相続人がいなかったり、引き取りを拒否されたりするケースが、67自治体のデータがそろう2009年以降に38自治体で起きていた。

 相続人の存在が明らかでない場合、民法は、家主などの申し立てをもとに家庭裁判所が選んだ弁護士や司法書士らによる「相続財産管理人」が相続人の有無などを詳しく調査し、故人の財産を清算すると定めている。

処分後に新たな相続人が名乗り出てトラブルになるのを防ぐためだ。しかし、この手続きを踏んでいたのは、北海道と大阪市だけだった


2月17日(日) 朝日新聞

2013年2月21日木曜日

テレビの街頭インタビューを信じるな! 



テレビの報道番組などでは街頭インタビューがつきものである。


街の声と称してアナウンサーが通行人などの声を聞くあのインタビューである。


これを聞いていつも思うのだが、何か局側の意向に沿った都合の良い意見ばかり流されていることが多いのではないだろうか。


当然反対意見もあっていい場合でも、それが少なかったり、ほとんどない場合もある。都合の悪い意見は流さないのだろうか。


それに通行人にしては表情や話し方が素人っぽくなく、何か役者のように上手に話している人もある。    


あれはテレビ局に雇われた人ではないのだろうか。つまりヤラセではないのだろうか。   


 街頭インタビューを見ていると、そんな疑問を抱くようなシーンにしばしば出くわすのだ。    


しかしそんな見え見えの映像を流すテレビ局とはいったい何なのであろうか。    


人を馬鹿にするにもほどがある。こうしたこともTV離れの一因になっていることに気がつかないのだろうか。   


 こういったことは民放ばかりかと思ったら、決してそうでもない。NHKも結構やっており、そのひどいその実態には驚いてしまう。    


とにかくテレビ放送には嘘が多すぎて、まともに信用する気にはなかなかなれない。

2013年2月20日水曜日

今時のスナックのママ 70代も決して珍しくはない ・ 高齢化の波は街の飲み屋街にも押し寄せている


高齢化社会のスナックのママ、二人あわせて135歳 

知り合いのスナックのママさんが2人いるが、その二人の年齢を合計すると、なんと135歳にもなる。


つまり1人が71歳で、もう1人が64歳だからである。


しかし今どき、これぐらいの年齢のスナックのママはぜんぜん珍しくない。70歳はおろか、中には80歳に近い人さえいる。


高齢化社会は決して飲み屋街を避けては通ってはくれないのである。


今の日本には65歳以上の人は25%を越えている。


男女比では当然のごとく女性の方が圧倒的に多くなっている。


だとすれば、高齢のスナックのママが多いのもうなずけるではないか。


いま60~70歳代のママさんたちが店を開いたのはバブルの頃が一番多かったのではないだろうか。


今から約30年ごろ前、飲み屋街は活況を呈していて、猫も杓子も夜の街に自分の店を構えることができた良き時代である。


その頃だと、こうしたママさんたちも30~40代だったろうから、店を開くには一番良い年頃だったに違いない。


それから営々とスナックの経営を続けてきて30年、年齢に負けず今も変わらずがんばっているのだ。


しかし、こうしたママさんたちの店が繁盛しているかといえば、今では決してそうも言えないようである。


長く営業していると客もたくさんついているだろう、と思うのは素人考えで、スナックの客というのは案外心変わりが早く同じ店に長くは足を運ばないのだ。


ましてや不景気が長引く昨今のこと、若くて魅力的な女性がいるのならともかく、高いお金を払ってまで、還暦を過ぎた初老の女性のもとへ足を運ぶ物好きな客は少ないだろう。


行きつけの64歳のスナックのママがこの前言っていた。


「先月はぼうずの日が4日もあった」と。

2013年2月19日火曜日

製薬会社エーザイのCMで「認知症は誰もがなる」と言っているが ・ そんな馬鹿なことはない!



しかしひどいことを言うCMもあるものだ。ごく最近のものだから見た人は多いと思うが、これが名の通った製薬会社の言うことだろうか。


これではまるで脅しともとれるではないか。それに大手製薬会社の言うことだけに人によっては信用するかもしれない。


こういった人を騙したり、脅すようなことを言って、高価な治療薬を買わせようという魂胆なのだろうか。


それに、こうしたCMを信じた人が医師などに相談すれば、もう言われるままになるのではないだろうか。


今でさえ300万人もいる認知症患者なのに、数が減るどころか、さらに増えるというのだろうか。


このCMでは直接治療薬の名前は出していないが、疑わしい人に対して医師への相談を促している。多分医師を通じて同社の薬品が紹介されるのだろう。


この会社の製品に限らず、もし製薬会社が認知症のCMを流すのなら、「認知症は誰でもかかる」と言う表現を使うのではなく、かからないためにはどんな注意が必要かをアドバイスすべきではないだろか。


なお、エーザイは2010年にも行過ぎた内容のCMで米国から警告を受けたことがある。


下に載せたのはネットから転載した認知症に関するQ&Aである。


ここにも「認知症は誰もかかるものではない」と、はっきり書かれてある。


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認知症に関するQ&A


(Q)  年をとるとだれでも認知症になるものですか?

 だれでも認知症になるわけではありません。認知症の原因はまず、脳の退行性変化(アルツハイマー型認知症)、脳血管性変化(脳血管性認知症)など、病気によるものですが、二次的要因として、身体的要因、精神的要因、環境的要因の3つが挙げられます。

身体的要因としては、けがや病気で寝たきりになったり、視力や聴力が低下したりすることが認知症を引き起こす要因になります。

精神的な要因としては、孤立感が一番大きいようです。心理的な動揺、不安、抑うつも引き金になります。環境的要因としては、引っ越し、退職、家族の死別などによる、生活環境の急激な変化が認知症を引き起こす要因になります。



(Q)  認知症と物忘れの違いは何ですか?

 脳の老化に伴う物忘れは、生理的な「老化現象」であり病気ではありません。単なる物忘れの場合は、体験したことの内容は忘れることはあっても、体験したこと自体は覚えています。

認知症の場合は体験したこと自体を忘れてしまいます。分かりやすい例をあげてみますと、食事をして「何を食べたか思い出せない」のが物忘れ、「食べたことさえ忘れる」のが認知症です。ただし、認知症になっても、いきなりすべてを忘れるようになるわけではありません。

認知症は記憶などの機能の障害ですから、感情は変わらずに残ります。忘れっぽくなったのを一番不安に思うのは本人ですから、周囲は理解し、配慮することが必要です。


.(Q) 認知症にも原因によって種類があると言われますが、認知症の種類は?

 老化による認知症の代表的なものに、「変性症認知症」と「脳血管認知症」があります。変性症認知症は脳の実質の変性により脳が萎縮することから起こるもので、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症などが、これに当たります。

脳血管認知症は脳出血や脳梗塞によって特定部位が障害されたりすることにより起こる脳血管性の認知症です。詳しくは「病気と介護」の「認知症」をご覧ください。


.(Q)  認知症の進み方は? 認知症は次のような3段階で進むと言われています。

初期

物忘れが激しくなります。不安が高じてイライラすることもあります。また物事に無関心になったり、うつ状態に陥ることもあります。時間がわからなくなるのも初期の特徴です。

中期

徘徊・夜間せん妄等の、場所や人に対する見当識障害の症状が出てきます。道に迷ったり、今までできたことができなくなったりして、日常生活に手助けが必要になります。

後期

食事や排泄の手順がわからなくなり、体も弱って動きが鈍くなります。





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2013年2月18日月曜日

ウェブサイトへのアクセスも ・ いまやスマートフォンの時代か


スマートフォンがWindowsを逆転するのも遠い日ではない

つい3~4年ほど前まではWindows とMacintoshによるものがほとんどであったウェブサイトへのアクセスが、いま大きく様変わりを見せてきている。


最近では iphone を中心としたスマートフォンや、ipad などのタブレットによるものが全体の半分ぐらいまで達している。


そうした傾向はわがブログ「生涯現役日記」でも同じような動きを見せている。


特に海外からのアクセスではその傾向が顕著であり、スマートフォン系の方が多い日すらあるぐらいだ。


これから先もこうした傾向は続くだろうから、どうや Windows 一人勝ちの時代はとっくに終わったようであり、逆転される日も、もう遠い日のことではないだろう。


下は最近1週間のマイブログ「生涯現役日記」のオペレーションシステムごとのアクセス数である。




マイブログ「生涯現役日記」週間オペレーティング システム別のページビュー (2013年 2月10日~17日)


順位 項目 ページビュー


1位 Windows

    853 (56%)


2位 Android

   257 (17%)


3位 iPhone

   246 (16%)


4位 Macintosh

   75 (4%)


5位 iPad

    55 (3%)


6位 Linux

   6 (<1>

7位 iPod

   6 (<1>

8位 KDDI

    3 (<1>

9位 BlackBerry

   2 (<1>

10位 Android 4.1.1

   1 (<1>

2013年2月16日土曜日

2月中旬 寒い夕方の街頭風景・2題



(風景・その1) チラシ配り ・ 受け取る人は10人に1人ぐらい


このところチラシ配りの姿を見ない日はない。今日も寒空に下、2人の若い女性が腕に分厚い束を抱えて、せわしそうに配っている。


しかし、最近のチラシ配りは女性ばかりである。男性は滅多に見ない。男だと、受け取ってくれる人が少ないからなのだろうか。


とは言え、女性でも近頃は受け取る人はうんと少ない。寒い冬場は余計にその傾向が強いようだ。


寒いと人は足速に歩く。おまけにポケットに手を突っ込んで歩いている人が多いので、手を出してまで受け取ってくれないのである。


見ているとほとんどの人が見向きもせずに素通りしており、受け取る姿などほとんど見ない。


これだと10に1人ぐらいしか受け取っていないのではないだろうか。


こんなに少なければまるで商売にならないのではないだろうか。ちらし配りだといえ、時給には800円ぐらい払うのだろうし、はたしてコストパフォーマンス的にどうなのだろうか。


しかし配るほうも配るほうだ。効果を出すために知恵を絞っている様子がまるでない。ただひとこと声をかけながら手を差し出しているだけではないか。


この世知辛いご時世に、それでは相手はわざわざ手を出して受け取ってくれないだろう。


チラシ配り業者は効果的な配り方について、もっと配り手を訓練してはどうなのだろうか。


たかがチラシ配りといっても、いまや素人では通じない時代なのではないだろうか。



(風景・その2) 駅前の交番のすぐ近くで、キャッチセールスの商談成立


  駅前の交番の近くの、人通りの多い歩道の端で2人の男女が立ち話をしていた。 
 

ちょうどその横を通りかかったとき、男が話し終わり、女のほうが「ハイ」と返事をしていた。
   

キャリーバッグを手にした若いけど少し地味な身なりの女性だった。  


 男の方ははいつもこのあたりで目にするキャッチセールスである。    


女が「はい」と答えた後、男はすぐ携帯を取り出してどこかに電話していた。    


本部かどこかへの報告だろうか。「ハイ」と応えた女の様子や、その男のそぶりからして、どうやら交渉が成立したようだ。    


これからこの女性は男と一緒に場所を移して、契約書に署名でもさせられるのだろうか。    


それにしても交番から10メートルも離れていない。中のポリスはこの二人の様子に気がつかないのだろうか。いや、気がついても知らぬふりをしているのかもしれない。    


キャッチセールスはそんな警察を見抜いて、わざとこうした場所でカモを狙っていたのだろうか。まるで盲点をつくかのように。

2013年2月14日木曜日

ネット利用解禁で、大きく変わるこれからの選挙



なぜこれほど遅れたのか、わが国でのネットの選挙利用


しかしどうしてわが国ではこれほど解禁が遅れたのだろうか。


米国をはじめ欧米や、お隣の韓国などではもうずいぶん前から利用されているインターネットの選挙利用がようやくわが国でもできるようになったのだ。


ネット全盛時代の今、誰が考えてもこの便利な通信手段を選挙に導入することは合理的なことと思うだろう。


なのに、いったい何がこれまでネットの利用を阻んできたのだろうか。


こう考えてみても理由など何も浮かんでこず、ずっと不思議で奇妙なことだと思っていた。


それが遅ればせながら、やっと解禁になったのだ。


ではこの解禁によって、選挙の何が一番よくなるだろうか。


下の新聞記事のタイトルのように、”政治家の情報発信力”が試されることだろうか。


でもブログなどは必ずしも本人が執筆するとは限らず、代筆されるケースもあるだろうし、一律にそれが試されるとは言えないのではなかろうか。


これは個人的な考えだが、一番良くなる点は選挙での街頭演説や宣伝カーでの街宣が減って、無駄な騒音を出さない静かな選挙ができることではないだろうか。


選挙前のあの夥しいほどの数で、大声を張り上げながら走る選挙カーだけでも無くなってくれれば、これ以上のメリットはないのではあるまいか。

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ネット選挙解禁で問われる政治家の「情報発信力」


日本でもいよいよ「フェイスブック」や「ツイッター」あるいは「ブログ」などを使った「インターネット選挙」が始まる。


与野党11党が2月13日、ネットを利用した選挙活動を解禁する方針で合意。


これまで何度も議論されて実現しなかったが、夏の参院選から選挙の風景が大きく変わる。


候補者の「なりすまし」や「ネガティブキャンペーン」への対策、有料ネット広告のあり方など課題は多く、合意後も詳細部分で各党の思惑の違いが出ると思われる。



2013/2/14  日本経済新聞 電子版

2013年2月13日水曜日

日本人は新聞をよく読む国民なのか ・ 新聞の読者数 国際比較






このところネットの影響で新聞読者数がどんどん減っているという。


それも当然だろう。なにもわざわざ新聞を購読して読まなくても、ネットにはあらゆる新聞の電子版があるではないか。


あまり数が多いので、それさえ全部は読みきれないぐらいである。


世界的に見れば日本はまだそれ程新聞離れは進んでないが、米国の新聞社はとても深刻で、売れ行き不振でシカゴトリビューン紙のように、倒産するところさえ出てきている。


日本も発行部数の少ない地方紙などそろそろ危うくなるところも出てくるのではなかろうか。


それにしても日本人は新聞好きな国民である。世界ではアイスランドに続いて読者数が2番目に多いというのだから。


ちなみに日本の新聞代は米国や英国に比べると数倍高いのをご存知だろうか。


しかも広告料収入率は両国よりうんと少ないから企業努力がそれ程なされているとは言えない。


それでも日本の新聞社がつぶれないのは、高い購読率と購読料のおかげで利益が多いからなのである。


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日本の新聞読者数は世界第2位


日本は読者率92%とアイスランドの96%と並んで9割を越える最も新聞が読まれている国である。   
この他、北欧諸国が高いのが目立っている。主要国ではドイツが71%、米国が45%、フランスが44%、英国が33%とけっこう幅が大きい。  

 以前と年次と比較すると、図の中の30カ国のOECD諸国のうち20カ国は読者率が低下している。特に、オーストラリア、カナダ、米国、及び韓国の読者率の低下が著しい。   

OECD以外の国では読者率は低いが、上昇している(インド、ロシア)。  

 取り上げた35カ国は、読者率の高い順に、アイスランド、日本、ポルトガル、スウェーデン、ノルウェー、スイス、フィンランド、デンマーク、カナダ、オーストリア、ドイツ、オランダ、ルクセンブルク、イスラエル、スロバキア、アイルランド、ポーランド、オーストラリア、ベルギー、チェコ、ニュージーランド、スロベニア、ハンガリー、米国、イタリア、フランス、スペイン、チリ、インド、韓国、メキシコ、英国、トルコ、ギリシャ、ロシアである。  

 NHK調査による日本人の日刊新聞読者率の時系列変化では、日本人は新聞を読まなくなったと言えるが、国際比較では、なお読者率が高いことが印象的である。  

なお、ここでの読者率は質問の仕方など調査方法の違いもあるからだと思われるが、NHK調査などと比較すると値がやや大きく出ている。 

 社会実情データ図録より

2013年2月12日火曜日

中国新聞メディアのだんまり戦術 ・ レーダー照射、無視して沈静化図る?



レーダー照射 中国の新聞のだんまり戦術  韓国も・・・

しかしこれほど大きな出来事なのに、中国の新聞がこれに関しての論評を一切報道しないというのはいったいどんな考えなのだろうか。


尖閣問題ではあれほど執拗にわが国を攻撃する内容の記事を浴びせかけてきた中国なのに、

立場が変わった今回の軍艦レーダー照射事件では、まったく触れることなくだんまりを決め込んでいるのである。なんと言う変わり身の早さだろうか。


これについては中国だけでなく、韓国の新聞も例外ではない。


事件が明るみに出た時からはしばらくは、この出来事について一切報道せず、しばらく立って中国側が”日本が挑発した事件である”という論調を発表するや否や、そうした中国の言い分だけを載せた記事を発表しているのである。


このところの韓国の中国贔屓は異常である。


朴大統領就任後の特使派遣も中国を第一番に選んでいる。


またこれは余談だが、最近の韓国メディアは日本や米国、中国などの友好国を呼ぶ際、
以前は3国を「米日中」という順で呼んでいたのを、現在は「米中日」に変えているのである。


これだけ見てもいかに韓国が日本を敬遠し、中国に近づこうとしているのがよく分かる。


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【北京=五十嵐文】中国海軍艦艇が海上自衛隊の護衛艦に火器管制レーダーを照射した問題について、9日付の中国共産党機関紙・人民日報などの主要中国紙は、同レーダーの使用を否定する中国外務省や国防省の公式見解を掲載したものの、同問題に関する論評は載せなかった。


 中国政府が、今回の問題を機に国内で対日強硬世論が高まるのを抑え、事態の沈静化を図っている可能性もある。


 一方、中国国営新華社電(電子版)は9日、日本政府が今回の問題を公表したことに関し、中国の識者の分析を紹介した。


 中国政府系の調査研究機関「中国社会科学院日本研究所」の高洪・副所長は、訪米を控える安倍首相が「悪意による宣伝」を通じて米国の支持を得ようとしたのではないかとの見方を示した。

(2013年2月10日00時12分 読売新聞)

2013年2月11日月曜日

これはびっくり! ・ 「痩せねば死ぬ」、医師の忠告に米NJ州知事が怒り

米NJ知事
誰だって診察も受けたこともない医師にこんなことを言われたら怒るだろう。


世に肥満の人などゴマンといる。まさかそうした人を見るたびにこの医師はこんなことを言うわけではないだろう。


相手が米国次期大統領候補とされる人だけに、こんな発言をしていると他陣営候補者側からの

嫌がらせか中傷と取られても仕方がないのではなかろうか。


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米ニュージャージーで「痩せないと死にますよ」と、医師が知事に忠告

[ニューヨーク 6日 ロイター] 次期米大統領選に出馬すれば有力候補とされるニュージャージー州のクリス・クリスティー知事は6日、減量しなければ執務中に死亡する可能性がある、と女性医師から言われたことについて、診察もせずにアドバイスすべきではないと怒りを示した。


1992年から2001年までホワイトハウスの医師を務めたコニー・マリアーノ氏はCNNのインタビューで、知事が痩せなければ心臓発作や脳卒中を起こすリスクがあると述べた。


「時限爆弾のようなものだ。(大統領選に)出馬する前にこの問題に対処する必要がある」と語った。


これを受けクリスティー知事は、医師が言い過ぎだったとコメント。


「一度も会ったことも診察を受けたことも、病歴を見てもらったこともないアリゾナ州の医師が、2400マイル(約3860キロ)も離れた場所から診断してくれるとは素晴らしい」と語り、医師はただ5分間テレビに出たかっただけ、と皮肉った。


共和党のクリスティー知事は、2016年の次期大統領選への出馬を表明した場合、有力候補になるとみられている。これまでにも公の場でダイエットに苦戦していることを明らかにしている。



世界びっくりニュース 2013/2/9

2013年2月9日土曜日

日本有数の豪雪地帯  ・ 山形県大蔵村 今年の積雪量は?


家が埋まってしまうほどのすごい雪

山形県大蔵村といえば日本屈指の豪雪地帯である。写真は昨年のものだが、まるで家がすっぽり埋まってしまうほどのすごい積雪である。


これで3メートル以上もあり、屋根まで届くのも時間の問題と、思えるほどのすごいものである。


それ程の豪雪地帯にある大蔵村だが、今年は昨年に比べると少しは少ないが、それでも現在237センチもの積雪量である。


この大蔵村には肘折温泉という名湯があるが、辺りをすっかり雪で覆われた露天風呂に入るのも、さぞかし乙なものであろう。


昨年は4メートル近かった大蔵村の積雪だが、今年はやや少ないものの、それでも2月7日現在で237センチも積もっている。


まだ2月のはじめだから、これぐらいの積雪で終わるとも限らない。


毎年のことで慣れてなれているとは言え、高齢化が極端に進んでいる地域だけに若い人も少なく、除雪作業も大変だろう。


今年も全国で除雪作業中に多くの人が亡くなっている。


どうかじゅうぶん注意して作業に当たってほしいものだ。







2013年2月7日木曜日

信号待ちに表れる人の性格 ・ こんなとき あなたならどうしますか?



自動車の運転は人の性格をよく表すと言う。したがって運転による事故の有無や、起こす頻度も運転者の性格の影響が少なからずあるという。


これはなんとなく分かる気がする。でも今日のテーマは自動車運転に関してではないので、この問題についてはこれ以上触れない。


本日のテーマは歩行者についてである。それも信号待ちをする歩行者に関してである。


街の通りを歩いていると必ず信号に行き当たる。そうした信号は道路と道路が交わる交差点にあるのだが、大きな交差点もあれば、小さい交差点もある。


大きい交差点とは大きな通りと交差する場所であり、小さい交差点とは小さい道路との交差点である。


こうした場合、通行量の多い大きな道路と交差する場所にある信号では、赤信号になると歩行者は立ち止まって、信号が青に変わるまで待つのが普通である。


だが問題は大通りと小さな通りとが交わる交差点での赤信号のときである。


小さな交差点では歩行者の行動が3つに分かれる

そうした小さな交差点では車の通行量は少なく、赤信号になっても前を通る車はほとんどやってこない。左右も見渡しても走ってくる車の陰は見当たらない。


そうしたときの歩行者の行動が性格をよく表すのである。


私が毎日行っているウォーキングの場所は大通りの歩道である。片道2km、往復4kmの歩道を毎日歩いている。


その通りには大きい道路との交差点が2ヵ所、小さい道路と交わる交差点がが4ヶ所ある。


大きい交差点の2ヵ所の赤信号では通行人は全員止まって信号の変わるのを待っている。

だが小さい道路との交差点の場合はまちまちで、歩行者の全員が信号が変わるのを待つとは限らない。


よく観察してみると、その行動には3種類のパターンがあるようだ。


まず一つは赤信号に出くわしたら信号が青に変わるまできっちり待つ人。

次のパターンは、赤信号のときは立ち止まっしばらく待ち、青に変わる前でも左右の安全を確認すると、おもむろに渡リ始める人。

最後のパターンは、例え赤信号に出くわしても立ち止まることなく、少しだけ歩を緩め、すばやく左右を確認して安全だと分かるとそのまま渡ってしまう人である。

こういう人は例え左右に車の姿を確認しても、その車の到達時間が遅いと判断した場合は、躊躇なくすぐに渡ってしまうのである。


ではこうした3つのタイプの人について性格判断をしてみるとこういう風になる。


まず1つ目のタイプの人何ごとにも慎重すぎて、融通が効かず応用力に問題がある人。こうした人はチャンスを逃がすことが多いかもしれない。


2つ目のタイプは、慎重な面もあるが臨機応変に対応できる人。こういう人は多分バランスよく物事を考えることができる人に違いない。


最後のタイプはは少しせっかちだが決断力が速い人。だがこういう人はいつも気が張っていて、疲れが多いかもしれない。


というような大まかな性格判断であるが、さて当たっているだろうか?

2013年2月6日水曜日

最近は女性客も多い! ・ わが街の立ち飲み屋事情


立ち飲み屋に女性客が増えてきた

このところ立ち飲み屋に行くことが多くなっている。懐事情ということももちろんあるが、それにも増して、飲み屋で長い時間過ごす年齢でもなくなっている、という理由のほうが大きいかもしれない。    


客の回転が速い立ち飲み屋だと長居することがなく、滞在時間はせいぜい30~40分ぐらいである。    


さてその立ち飲み屋だが、去年の年末にも私の行動テリトリー内に新しい店がまた1軒オープンした。これで駅前の半径200メートル以内で12軒目になる。    


12軒と言っても、これは純粋な立ち飲み屋だけの数であり、居酒屋や洋酒バー含めるとこの4~5倍ぐらいになる。 


 ことわっておくが、この数字はあくまで私の行動範囲半径200メートル以内のことで、この街全体のことではない。    


その12軒の立ち飲み屋だが、私がこのところよく行っている店はそのうちの4軒だけである。    


前はもっと軒数が多かったのだが、外で飲む回数が減るのにしたがって、次第に軒数のほうも減ってきたのだ。    


さて、立ち飲み屋といえば、一昔前までは、男の世界と言ってもいいほど、客のほとんどは男性であった。 


 ところが最近は事情がすっかり変わってきており、女性客が次第に多くなっているのである。    


立ち飲み屋は一般的にはカウンター席主体の小さい店が多く、収容人数も10人~20人ぐらいも店が圧倒的である。    


したがって複数で連れ立ってくる客は少なく、圧倒的に多いのはいわゆる世間では”おひとりさま”と呼ばれる1人客である。    


こうした特性をもつ立ち飲み屋だから、ここへやってくる女性も、当然のごとく”おひとりさま”が多いのである。    


しかし、考えてみれば女性が一人で立ち飲み屋に入るなどとは、少し前までは考えられなかった。    


女性は男性に比べてムードを大事にするところがある。そんな女性がムードなどとはまるで無縁の、どちらかというと男臭い雰囲気を持つ場所へよく一人で平気な顔をして入ってこれるものだ。じつに大胆不敵ではないか。    


これは最近行きつけの立ち飲み屋の主人に聞いた話である。    


その店は夜勤帰りの人もターゲットにしていて、午前10時にオープンする店である。    


ある日の開店直後に若い女性が一人で入ってきたのだという。    


女性客が多い昨今のこと、夕方や夜だとなんとも思わないのだが、さすがに午前10時だと、ちょっと気になった。    


それで主人は次のように聞いてみたのだという。


「お仕事帰りでしょうねえ、病院か何かにお勤めですか?」 


 「いいえ、警察です。昨日は夜勤で、その帰りです」    


ひょっとして病院の看護婦さんの夜勤帰りかと思って聞いた主人だったのが、なんと婦人警官の夜勤帰りだったそうだ。    


しかしいまの世の中、訳が分からなくなってきた。

2013年2月4日月曜日

東京の地下鉄 路線延長は世界7位で北京、上海、ソウルにも負けている ・ 地下鉄世界ランキング





東京の地下鉄が、まさか中国の2都市はおろか韓国のソウルにまで負けていると思っていた人は少ないのではないだろうか。


しかし実際にはこれらの都市でだけではなく、それ程大きくはないと思っていたモスクワの地下鉄にさえ負けているのだ。


もはや何でも日本が上位に来る時代ではないのだろうか。


この調子だと、現在世界第3位のGDPでさえ、インドかどこかに追いつかれて、この先長い間その地位を守るのは難しいかもしれない。


何も地下鉄のランキングには関係ないのだが、借金だけがドンドン増えている今の日本を見れば、なんとなくそんなふうに思えてくるのは私だけであろうか。


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東京の地下鉄、路線延長は世界第7位

 世界の地下鉄については社団法人日本地下鉄協会のHPに掲載されているが、これによれば、北京、上海の路線延長は、それぞれ、199㎞、330㎞となっており、両方ともなお世界1ではなかった(2013年1月現在掲載データ)。


これは少し古いデータを掲載しているからである。その後、両者とも、特に北京で地下鉄の建設が急ピッチで進み、今や、中国のこの2都市が世界最長の地下鉄路線延長となっているのである。


 日本では地下鉄の都心から郊外への延伸は私鉄路線への乗り入れ輸送が中心となっており、最初から都心の地下区間から地上を走る郊外路線まで連続して直通で整備された地下鉄路線と路線延長で比較するのは適当ではないという考え方も成り立つ。


地下区間だけの延長キロの比較では東京はもっと上位となるのではなかろうか。東京のメトロ線と都営線の地下鉄ネットワークの密度の濃さや複雑さが世界1でない方が意外なのである。東京の地下鉄の利用客数が断然に世界1という事実がこれを裏づけていると考えられる。

 少し前のデータであるが次の引用の通り、ロンドンの地下鉄は地下区間が路線延長の半分以下であり、逆にパリの地下鉄(RERを除く)ではほとんどが地下区間である。


「世界最古の歴史をもつロンドンの地下鉄はロンドン運輸公社の経営で,8路線388km(うち164kmが地下区間),輸送人員4億9800万人(1982)となっている。


この地下鉄はチューブと呼ばれる深層線で,場所によっては地下50m以上に達している。パリの地下鉄は1900年に開通し,パリ運輸公社の経営で,15路線192km(うち177kmが地下区間),輸送人員11億3000万人(1982)となっている。


このほか郊外高速地下鉄(RER)が38年から開通し,現在2路線103kmが運営されている。


 地下区間の多い東京やパリの地下鉄、またモスクワやニューヨークなど都市内交通としての側面が大きい地下鉄では図の通り、路線延長と比較して利用客数が多いのが特徴である。


 The Economist(2013年1月5日号)によれば世界では巨大都市の成長に伴って1960年代から地下鉄建設が加速され、現在では190もの都市で地下鉄が走っており、さらに増える勢いである。


 インドでは、お定まりの遅延や政府と施工業者のといさかいの後ではあるが、バンガロールで2年前に地下鉄が開通し、もうすぐムンバイでも開通する。ボーパール、ジャイプルといった大都市以外でも計画中である。


ブラジルではリオデジャネイロとサンパウロという主要2都市で不備な地下鉄を拡張しつつあるほか、サルバドールやクイアバといった大都市以外でも建設中である。


 地下鉄は湾岸諸国のようなかつてだったらあり得ないような場所でも建設中である。ドバイでは2009年に、メッカではその1年後に開通した。今やアブダビ、ドーハ、バーレーン、リヤド、クウェートで計画が進行中である。



社会実情データ図録

(2013年2月1日収録)

2013年2月3日日曜日

ジョークはいかがですか ・ 最近の話題から



アベノミクス


アナウンサー    アベノミクスについて聞いたことがありますか?



女子A        それってどんなミックスジュースですか?



女子B        何か大阪の阿倍野にある建物か何かですか?





大鵬に国民栄誉賞


A君      亡くなった大鵬に国民栄誉賞が贈られるんだって?



B君      ふーん、じゃあ巨人や玉子焼きも一緒に貰うんだね。





警察官の犯罪


Kさん     最近警察官の犯罪が増えたねえ。



Sさん     うん、でもそれってわざとやっているんじゃないかな。



Kさん     それどういう意味?



Sさん     だって事件が減ると警察は仕事がなくなって困るだろう。



2013年2月2日土曜日

米国ハーバード大学教授が語る日本の円安の整合性 ・ 他国はこれについて非難すべきではない



このところドイツや韓国あるいは米国自動車業界から非難が強まっているわが国の急激な円安であるが

これについて米ハーバード大教授が日本を擁護する記事を米紙フィナンシャルタイムズに載せている。


この教授がいまの円安を容認できるとしている点については、当事者である日本人としてはよく理解できる。


なぜなら、いわゆる失われた20年と言われる1990年代から今日まで、長引く国内経済の停滞や、円安で輸出が不調をきわめたせいで、国民の所得はこの間まったく上がることがなかった。


それどころか20年前に比べて、逆に年間60万円あまりも下がっているのである。こんなことは世界広しと言えども、どこの国でもかつて経験したことのないことである。


そうした過酷な経済的逆境に日本は20年の長きにわたって耐えてきたのである。


その後やっとやってきたのが今回の円安であり、このつかの間の好況をいったい誰が非難できると言うのだろうか。


今回のハーバード大学教授の記事は、そうした日本の真情を捉えた上での、米国人としての理解ある見解なのである。

なお、下の記事は朝鮮日報に載せられたものであり、フィナンシャルタイムズの記事が日本語に訳されたものである。

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「円安非難は偽善」米経済学者が韓国批判

 米ハーバード大のニーアル・ファーガソン教授=写真=は、27日付フィナンシャル・タイムズへの寄稿で、日本の差し迫った経済状況を考えれば、国際社会は円安政策をある程度受け入れるべきであり、むしろ過去5年間に実質的な通貨価値が大幅に下落した韓国が日本を非難するのは偽善的だと主張した。


 ファーガソン教授は「1971年にニクソン米大統領(当時)がドルの金本位制を放棄し、為替変動を認めて以降、過去40年にわたり『万人の万人に対する戦争』であるかのように通貨戦争が行われている。今年に入り、ある国(日本)だけが通貨戦争を触発したと非難するのは誤りだ」とし、

「過去20年間、名目国内総生産(GDP)が増えていない日本の差し迫った経済状況を考えれば、日本にしばらく休憩時間を与える必要がある」と指摘した。

 その上で、ファーガソン教授は韓国について、「実質実効為替レートで見ると、ウォンは2007年8月以降、19%も下落しており、世界でも最も攻撃的な通貨戦争の戦士だった」とし、韓国が日本の円安政策を非難するのは「偽善」だと批判した。

実質実効為替レートとは、貿易相手国の物価上昇率も考慮した為替レートで、相手国よりも物価が上昇すれば、実質的な通貨価値は減少する。このため、通貨が下落したように見える国でも、物価上昇率が高ければ、実質実効為替レートは下落する。

 スター経済学者として知られるファーガソン教授の主張は、アベノミクスによる円安政策に関する論争が過熱する中、国際世論が決して韓国に友好的とは限らないことを示している。


方顕哲(パン・ヒョンチョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

2013年2月1日金曜日

女子スキージャンプの高梨沙羅は天才か! ・ 今わが国で最も輝いているアスリート


世界に雄飛する女子ジャンプ 高梨沙羅 

いまわが国のスポーツ界で最も輝いているのはこの人をおいてない。


世界を舞台にして連戦連勝で、あれよあれよと言う間に世界女子ジャンプ会の女王の座を獲得してしまった。


まだ若干16歳 高校1年生の彼女が、いったいどうして短期間でここまで成長できたのであろうか。


どう考えても並みの力ではない。


一時世界を舞台に大活躍した男子ジャンパーでさえも、これほど活躍した選手はいない。


まさに天才だけがなせる業である。


中学を卒業した彼女は、その進学先を旭川にインターナショナルスクールに決めた。


理由は英語力をみがいて海外での戦いでも言葉の上でハンディキャップを持たないためだと言う。


その心がけも並みの少女ではない。


さあ次はいよいよ札幌大会だ。札幌宮ノ森ジャンプ場 の空に彼女の雄飛する姿を見よう。

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高梨沙羅

北海道上川郡上川町出身16歳。上川町立上川中学校を経てグレースマウンテンインターナショナルスクールに在学中。父は元ジャンプ選手で、兄もジャンプ選手。

小学校2年生からアルペン用スキーでジャンプをやっていたが、本格的に取り組むようになったのはテレビの映像で山田いずみ、渡瀬あゆみが飛ぶ姿を見て、地元のジャンプ少年団に入ってからである。

2012年に中学校を卒業後、北海道旭川市のグレースマウンテンインターナショナルスクールに入学。進学先にインターナショナルスクールを選んだのは、『海外へ遠征した時に英語が喋れると精神的に余裕ができる』からだと語っている。


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高梨沙羅 2012,2013の前成績

2012年

1月8日 FIS女子ワールドカップ個人第3戦(ドイツ、ヒンターツァルテン(ドイツ語版)):2位

※FISワールドカップ女子で初の表彰台[10]

1月14日 インスブルックユースオリンピック個人戦:優勝

※(ヒルサイズ75m)で、1回目と2回目のいずれも76.5mの飛距離で金メダルを獲得

2月11日 FIS女子ワールドカップ個人第8戦(スロベニア、リュブノ):2位

2月12日 FIS女子ワールドカップ個人第9戦(スロベニア、リュブノ):2位

2月18日 コンチネンタルカップ(チェコ、リベレツ):3位

2月23日 ノルディックスキージュニア世界選手権(トルコ、エルズルム)女子個人戦:優勝[11]

2月25日 ノルディックスキージュニア世界選手権(トルコ、エルズルム)女子団体戦:優勝

3月3日 FIS女子ワールドカップ個人第10戦(日本、蔵王):2位

3月3日 FIS女子ワールドカップ個人第11戦(日本、蔵王):優勝[12]

3月4日 FIS女子ワールドカップ個人第12戦(日本、蔵王):2位

3月9日 FIS女子ワールドカップ個人第13戦(ノルウェー、オスロ):2位

11月24日 FIS女子ワールドカップ個人第1戦 (新シーズン)(ノルウェー、リレハンメル):優勝

12月8日 FIS女子ワールドカップ個人第2戦 (ロシア、ソチ):2位

12月9日 FIS女子ワールドカップ個人第3戦 (ロシア、ソチ):3位

12月14日 FIS女子ワールドカップ個人第4戦 (オーストリア、ラムサウ):優勝

2013年

1月5日 FIS女子ワールドカップ個人第5戦(ドイツ、ショーナッハ):優勝

1月6日 FIS女子ワールドカップ個人第6戦(ドイツ、ショーナッハ):4位

1月12日 FIS女子ワールドカップ個人第7戦(ドイツ、ヒンターツァルテン):2位

1月13日 FIS女子ワールドカップ個人第8戦(ドイツ、ヒンターツァルテン):優勝

1月24日 ノルディックスキージュニア世界選手権女子個人戦(チェコ、リベレツ):優勝

1月26日 ノルディックスキージュニア世界選手権女子団体戦(チェコ、リベレツ):5位



成績はウィキペディアより