2013年2月14日木曜日

ネット利用解禁で、大きく変わるこれからの選挙



なぜこれほど遅れたのか、わが国でのネットの選挙利用


しかしどうしてわが国ではこれほど解禁が遅れたのだろうか。


米国をはじめ欧米や、お隣の韓国などではもうずいぶん前から利用されているインターネットの選挙利用がようやくわが国でもできるようになったのだ。


ネット全盛時代の今、誰が考えてもこの便利な通信手段を選挙に導入することは合理的なことと思うだろう。


なのに、いったい何がこれまでネットの利用を阻んできたのだろうか。


こう考えてみても理由など何も浮かんでこず、ずっと不思議で奇妙なことだと思っていた。


それが遅ればせながら、やっと解禁になったのだ。


ではこの解禁によって、選挙の何が一番よくなるだろうか。


下の新聞記事のタイトルのように、”政治家の情報発信力”が試されることだろうか。


でもブログなどは必ずしも本人が執筆するとは限らず、代筆されるケースもあるだろうし、一律にそれが試されるとは言えないのではなかろうか。


これは個人的な考えだが、一番良くなる点は選挙での街頭演説や宣伝カーでの街宣が減って、無駄な騒音を出さない静かな選挙ができることではないだろうか。


選挙前のあの夥しいほどの数で、大声を張り上げながら走る選挙カーだけでも無くなってくれれば、これ以上のメリットはないのではあるまいか。

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ネット選挙解禁で問われる政治家の「情報発信力」


日本でもいよいよ「フェイスブック」や「ツイッター」あるいは「ブログ」などを使った「インターネット選挙」が始まる。


与野党11党が2月13日、ネットを利用した選挙活動を解禁する方針で合意。


これまで何度も議論されて実現しなかったが、夏の参院選から選挙の風景が大きく変わる。


候補者の「なりすまし」や「ネガティブキャンペーン」への対策、有料ネット広告のあり方など課題は多く、合意後も詳細部分で各党の思惑の違いが出ると思われる。



2013/2/14  日本経済新聞 電子版

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