2013年3月2日土曜日

酒場とコストパフォーマンス ・ 不景気な時代に必要な費用対効果の意識



男はよく酒場へ行く。いや別に男ばかりでなく、この頃では女の人もよく酒場へ行く時代なってきた。    


不景気が長く続いて、ストレスがよくたまる時代だけに、ここへ向かう足は一向に止まることがない。    


でも、もうずいぶん長い間給料が上がらない超不景気な時代なので、酒場へ行ってもむやみにお金を使うわけにはいかない。    


世知辛い話だが、今では酒場でも費用対効果の、いわゆるコストパフォーマンスをよく考えた上での、適正な出費で臨まなければいけないのだ。    


では今時の酒場で、コストパフォーマンスに沿ったお金の使い方とはどのようなものなのだろうか。  


 もちろんそれはどこへ行くかによっても違ってくる。つまりどんな種類の酒場に行くかという点である。  


 もっと砕いて言うと、行くのは居酒屋なのか、バーなのか。あるいは女性のいるスナックやクラブなどなのか、それとも大衆的な立ち飲み屋なのか、などとターゲットによって大きく違ってくるのだ。    

まあ、いまの私にとっては、高級なクラブなどは場違いで、端から対象にはならないのだが。  


 私の場合だと対象はまず居酒屋、それに立ち飲み屋、またほんのときどき足を向けるスナック、と言ったところである。  


 ではこうしたところで最近幾らぐらいお金を払っているのだろうか。    


まず居酒屋であるが、ごく普通の大衆的な店だと2000円ぐらいが適当ではないだろうか。    


こういう店だとアルコール類は平均400円ぐらい、それに料理も1品300円~500円ぐらいだろうから、2000円あればアルコール3杯と料理2~3品頼めるのだから、これでじゅうぶんであろう。    


それに滞在時間は1時間少々だろうから、これ以上だとコストパフォーマンスに合わなくなる。    


次に時々行くスナックだが、ここだと2時間ぐらいいて、5000円ぐらいが適当だろう。    


2時間で5千円は決して安くはないけど歌を歌って発散できるし、そばで女性が話し相手になってくれるので、いい癒しになる。    


最後は立ち飲み屋であるが、ここでの滞在時間は非常に短い。    


たいていは「ちょっと一杯」と思ってはいるだけで、長居する理由は何もない。    


したがって飲物2杯とアテ2品ぐらい頼んで30~40分もたつとすぐ出て行く。    


これほど短い滞在時間の立ち飲み屋は、コストパフォーマンス的には1000円以内が適当で、それ以上費やす場所ではないのである。

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