2013年9月14日土曜日

ウェブライターの私が仕事を断った4つの理由


記事発注業者は玉石混交でピンからキリまで

在宅のウェブライターを始めて1年が経過しました。この間に1記事600字換算として1000記事以上書いてきました。


記事の分野はいろいろです。その中でもっとも多かったのが飲食関係で350記事ぐらい、次がキャッシングとカードローン関係で300記事程度、後は英会話スクール、海外生活、婚活パーティー、2世帯住宅、再生可能エネルギーなど、全部で20分野ぐらいに及んでいます。


ではこうした記事の発注者はどこで見つけるかと言いますと、すべてはネットのライター募集サイトによるものです。


いまネットではライター募集が花盛りです。変な表現ですが、まるで”はいて捨てるほど” たくさんあります。


でもはっきり言って内容は玉石混交で、良いものばかりではありません。別の言い方をするといわゆる”ピンからキリまで”という状態なのです。


それもピンの方はいたって少なく大半はキリのものばかりなのです。


こういう状態ですから、応募しても詳細を知らされた後で結局は断ってしまうケースがよく出てきます。


要するに仕事を引き受けるための条件が合わないのです。最近そうしたことが4回もありました。


ではどうして断る破目になったのか、その理由を書いてみることにします。



<ケース①・契約書に報酬の額が書いていない>

そのライター募集は報酬が1文字0.5円となっていました。0.5円以上の記事しか対象にしていない私の希望条件にかろうじて合致しましたので、その他の条件も確認したうえで応募条件であるサンプル記事を添えて応募しました。

その結果サンプル記事は合格で、仕事のための契約書が送られてきました。でもそれにはもっとも大切と思われる報酬の額が書いてありませんでした。

これはお粗末としか言いようがありません。すぐお断りのメールを入れました。


<ケース②・サンプル記事の納期を焦っている>

これは報酬が1文字0.8円でしたので、悪くはないと思って応募しました。早速サンプル記事依頼のメールが届きました。

1000文字以内の記事ですから1時間ほどで書けるのですが、あいにくそのときは他の仕事の締め切りが迫っていましたので、先方に記事の納期を2日後にして欲しいとメールしました。

すると相手方は「サンプル記事は先着分から順に採点するので遅ければ不利になる」というような内容のメールが届きました。

それを読んだ私は、何か先方の駆け引きを感じてなんとなくイヤ気ががしましたので丁寧にお断りしました。


<ケース③・20記事の発注があったが、1記事ずつ納品するように指示された>

応募してサンプル記事を送り採用になり、記事の依頼がありました。1000文字の記事が20記事です。報酬は1万4千円ですから悪くはありません。

でも納品の条件を見て唖然としました。なんと1記事できるごとに納品して欲しいと書いてあるのです。

おまけに何の意味か分からないのですが、「そのほうが双方のためになる」とも書いているのです。

これまでは完成した記事はすべてまとめて納品してきました。この業界ではそれが普通です。

したがって今回の要請は訳が分からないうえに、こちらをまったく信用していないとも感じましたので執筆をお断りしました。


<ケース④・報酬は悪くはないが、その他の条件が不満>

ある法人企業による募集でした。しっかりした会社のようで安心できるのですが、報酬以外の条件がよくありませんでした。

採用通知が来ましたが、それには次のような注意書きがありました。

①報酬から10%の税金を差し引く。②報酬から振り込み手数料を差し引く。③報酬振込みは月末締めの翌月末とする。

これを見た私は三つの条件がすべて不満でした。なぜならこれまで受けてきた仕事がすべてこうした条件はなかったからです。

お断りのメールを入れたところ、この会社に限っては担当者から「またの機会にお願いします」という丁寧な返信がありました。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 弁護士関係のサイトめぐりをしていてこのサイトを知りました。

 最初のうちは、管理主さんは弁護士だと考えていましたが(救急車追っかけ弁護士の記事でめぐり合いましたので)、このサイトに来てわかりました。

 ウエブライターなんて仕事があるのをはじめて知りましたが、あなたがお書きになっている「最低0.5円/字」というのは非常に安いような気がしますが、そんなものなのですかね。


 それから、源泉税10%徴収、銀行振り込み量徴収、請求書閉めー支払いという条件が気に食わないので、仕事を請けるのをやめた、とありましたが、うえぶらいた0-ぎょうかいという野はそういうことはやってないのでしょうかね。物書き業界ではそうした支払い条件は常識だと信じていましたので驚きです。