2018年2月1日木曜日

私の体は 私が食べた物 でできており、私の頭脳は 私が読んだもの でできている




自分の体も頭脳も、自分自身がつくったもの


わたしたちの周りには様々な食品がありますが、それらが何からつくられているかと言えば

例えば
・パンは小麦粉から
・チーズは牛乳から
・豆腐は大豆から

というふうになります。

つまり原料となる小麦粉、牛乳,大豆が形を変えた食物をつくっているのです。

食物だけではありません。世の中の形のあるあらゆる物は何かによってつくられています。

これを突き詰めていくと人間の体も何かによってつくられていることに気づきます。

それが何かを理解していただくために、まず下の文章を読んでください。

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人の体は半年前に食べた物でできている


みなさんの身体は約60兆個の細胞でできています。その細胞の材料が食べたものです。

細胞が入れ替わるスピードは、粘膜系で23日。骨のような硬いものだと年単位なので、平均すると半年ぐらいで細胞が入れ替わります。

つまり半年前に摂取した食べ物でいまの身体はできているのです。

いま体調が悪いとすれば、半年前の食生活を振り返らないといけません」

                             食物コンサルタント 村山 彩

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体の品質は食べた物により異なる


体が何でできているかが気になるようになったのは、人の寿命に差があるのはなぜか?と考え始めてからです。

人間の体にも、モノのように性能や品質に違いがあるのではないか。

病気で早く死ぬ人は体の品質が悪く、長生きする人は品質が良いのではないだろうか、と考えるようになったのです。もと

でもなぜ人によって体の品質が異なるのでしょうか。それは体のもとになる食べ物が人によって異なるからです。

体の品質の違いはもちろんDNAによる遺伝的な要素を考慮する必要があります。

しかしここでは後天的要素だけを問題にしています。


身体が何でできているかを意識すると食物に注意するようになる


多くの人はできることなら長生きしたいと思っています。一度だけの命ですからそう考えるのは当然かもしれません。

でも誰もが長生きできるわけではありません。長生きするには品質の良い体を保たなければなりません。

でも品質の良い体を保つにはどうしたらいいのか、については普段あまり考えません。というか、考えが及ばないと言った方が良いでしょう。

でも「体が何からできているか」ということを意識し始めると、体の品質についてもよく考えるようになります。

そして品質の良い体をつくるには、食べ物に注意することが必要ということに気づきます。

その結果、病気に強い長生きできる良い品質の体(体質)が出来上がるのです。


体が食べ物からできるのなら、頭脳は読んだ本からできるのでは?


体が何からできているかを考えていると、では頭脳はなにからできているのか?という疑問が湧いてきます。

もちろん頭脳とて食べた物の影響がないとは言えないでしょうが、体のように形成に直接影響するとは考えられません。

頭脳の形成で第一に考えられるのが読書です。これまで読んできた本による知識が今の頭脳を形成しているという考え方です。

食べ物は胃に流れ、それが体を形成します。一方、読んだ本の知識は頭に流れ、それが頭脳の中身を形成するのです。

それ故に本を読むことが大切なこととされているのではないでしょうか。


まとめ


DNAの影響はさておいて、人の体はその人が食べたものでできており、頭脳はその人が読んだものからできている、ということを、私たちは常に意識しておきたいものです。


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